作者綴り「2003年11月〜12月分」



ありがとうの一年 2003/12/27
静かに雪がふる夜です
一年って、本当に早いですね。我が歳と共に、時間の流れが加速しているような気がしてなりません。
お陰さまで昨日、仕事納めをしました。気を揉みながらリニュアルオープンした春の日が、鮮やかに思い出されます。 沢山のお客さまが、花茶と一緒になってオープンを祝ってくださり、本当に幸せな一年を過ごせました。
今は、ひっそりとした花茶の庭ですが、ボーと眺めていても夏の日の賑わいが蘇ってきます。若いカップはもちろんのこと、 花茶の庭は熟年のカップルが多いのも、自慢です。 また、来年お会いできますように。 そして今、寒さの季節を迎えても、お客さまとお会いできる事も、とても嬉しいです。
来春、11日から営業開始します。初めての通年営業に踏みきりました。
アグリビジネス講座 2003/12/6
アグリビジネスという言葉や実践がもてはやされる左今になりました。 農業自体も間違いなくビジネス産業でもありますが、農産物に付加価値を付けて独自性のある商品を提供する農業者が、どんどんと増えています。私も、その中の一人かな。
いつも、勉強会などに参加しても農業者だけの視点でしか見ることができないのですが、今日は異業種の観点から見たアグリビジネスについての講演をじゃらん編集長のヒロ中田さんから伺う機会を得ました。
ほっかいどうじゃらんの歴史は花茶の歴史とも略一致します。花茶のアイスクリームの客単価の低さを時々考えるのですが、じゃらんも一冊360円の世界ですね。次々と一冊の雑誌に仕掛けを作り、リピーター率が2/3という実績と成長に私なりにいっぱい考えさせられヒントも得た気がします。
同業者だけで考えるのでなく異業種や消費者を巻き込んで次の仕掛けを考えていかなきゃと改めて感じました。
ビジネスは常に挑戦。花茶も常に、前向きの姿勢を崩さないぞ。(と、今日は、気合が入っています) 今日は、中田さんと記念写真です♪(実は、2回目の記念写真ですが)
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テラスでお食事 2003/12/15
12月も真っ只中。外は雪原が広がっています。
でも、暖かいのです。
今日も、12月と思えぬ暖気に誘われて、テラスでお食事を始めたお客さま。 寒さを感じないで、テラスでお食事の光景は、とても好い感じですね。
この暖かさは、商売の身には有り難く、まして、アイスクリーム屋であればナオの事です。
でも、いいのかなぁ...。こんなに暖かくてと不安にもなります。 冬は、寒く、夏は、暑くが安心というのか、本当の北海道だと思います。
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白鳥がいる風景 2003/12/6
花茶から見下ろす長沼平野は、以前は大きな沼だったそうです。 昔は、今よりも沢山の野生の鳥を見ることが出来たと言いますが、高知から来た私には、今でも 感動するくらい野生の動物に出会います。
雪の便りが始まると、渡り鳥の姿や鳴き声で、賑やかになるこの大空を、都会の人たちに見せてあげたい と思う私。白鳥の舞う姿の優雅さに見とれて、なかなか、上手く写真は撮れませんが、シャッターを切ってみました。 こんな、風景がある暮らし、いいでしょう。
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席を譲られて... 2003/12/5
「座りますか?」私の顔を見るなり声をかけてくださった青年あり。
これは、今日の出来事(って、ほどの事件ではありません)
多分、ふた月くらい前の事、札幌駅からJRに乗ったその日は、私はかなり疲れていました。
電車の中で物欲しげな顔をして席を探していた私に、携帯電話で遊んでいた女学生が「どうぞ」と席を譲って下さった事が、 ありました。その時は、本当に嬉しくて「いいのですか?ありがとうございます」と座らせて頂いたのです。 電車の中でマナーが悪いと、ひと頃、話題にのぼった学生さん、外見的な判断をしてはいけないのですが、女学生の優しい気持ちに 心を打たれた私。
この話を友人にすると「あんた、まさか座ったの?」って、言われたけど、私は、感謝して座ったのでした。
でも、今日は、ちょっと...って、素直でないなぁ、私!
本心は、JRに乗ったら絶対座りたいと思いながら席を探しているのに、席を譲られたら一瞬戸惑ってしまった(笑)
こうやって、現実は始まるのね。
少しずつ認めざるを得ない年齢を、素直に受け止める心の準備を始めなきゃ。ううっ....

追伸
席を譲って下さって、ありがとう>お兄さん
クリスマス 2003/11/30
明日から、暦は師走。 花茶の窓から眺める風景も、寂しい冬色になっています。夏の頃の忙しさや、ざわめきが嘘のような毎日になりました。
今日は、昨日に続き店内をクリスマス色に。大きなツリーに朝から心弾ませ飾りつけを始めていました。こんな年齢になっても、楽しいクリスマスです♪楽しいね、楽しいねと言いながら、飾りつけを完成させました。
スタッフ達が、準備してくれた可愛いマスコット達も喫茶コーナーのテーブルの上で愛嬌を振りまいています。やっぱり、楽しい♪
もしかしたら、クリスマス=プレゼントという発想が結びつくから、夢が持てて楽しみがわいてくるのかも知れませんね。みんな、どんなプレゼントを待ってるのかなぁ...
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暖気の中 2003/11/21
日々、背後に冬将軍を感じながら過ごす季節です。
今日、路上に落ちている枯葉を眺めているとまだ、晩秋の感でいられるなぁと少しロマンチックな気分に浸ってしまいました。
12月の声が近くなると、晩秋どころか真冬を感じるはずなのに、そして、あんなに冷夏だったらもっと、寒くなっていても良いのに今日は、やけに暖かい冬の一日。
季節が、どこかで狂っていますね。
夏は暑く、冬は寒くの本来のスタイルは、どうしたの?って思ってもぶつける処はないのですが...

寒冷地作物は、良い収穫が出来て、例年にない収益をあげたという声も聞きましたが、殆どの農家では冷夏の影響で暗い影を感じます。加えて、農産物が海外から低価格で輸入されて来ているので、勝負のしようがない経済仕組みに、唇をかんでいる農業者も多いですね。
農業の勝組と負組が、はっきりしてくるという言葉を耳にして何かやりきれない物を感じてしまった暖かい冬の日でした。
布団の中がいちばん 2003/11/13
今朝、窓の外は真っ白な霜柱の海になっていました。
昨日の雪に続き、目の前に、はっきりとした形で冬がやってきたと思った朝でした。
夏の頃には考えられないくらい、遅い時間に布団から這い出して、忙しく支度する訳でもなく、のんびりと構えて店に出るようにも成っています。
秋の深まりと共に、布団の中のぬくもりが、いちばん!
少しでも早く布団に入って、本を読むのが楽しみ。朝は、5分でも長く、このぬくもりの中でまどろんいるのが、幸せ。
思えば、子供の頃からこんな気持ちに成っていたと思う。でも、誰でもそうですね。寒くなると布団の中が、いちばん良いと思いますよね。
初雪 2003/11/12
冬も、寒さも敬遠しますと言っている私ですが、初雪を見た時だけは何故だか歓声をあげたいくらい気持ちが踊ります。
そう、今日とうとう降りました。でも、降ったと言うより、ひと舞して消えていったのですが。お店の窓から眺めながら、スタッフもやっぱり声を上げて「ゆき!」と弾んでいました。
昨年よりは、随分遅い初雪。この冬は、どれだけ積もって、どんな厳しい寒さになるのだろうと考えると憂鬱でもあります。
花茶の庭も、もうすぐ真っ白になって私も、長靴を履き玄関前の雪はねをする日課は、もうそこまで....。いやだなぁ...
文化の日 2003/11/3
11月であることを忘れてしまいそうな暖かい「文化の日」になりましたね。
お店を持って以来、文化の日から遠ざかっているような気がしています。10年近くなるけど、もう、ひと昔の事になってしまいましたが、こんな私でも染色とか機織とかで作品つくりをして今日の晴れの日に展示していたものです。
道草の雑草にさえ気になって、何色に染まるかなぁとか、木も、葉っぱも宝物のように思えた楽しい染色でした。
機織を始めると、夫が「その戸を、開けて覗かないでくれ」と冗談をよく飛ばしていました。今思えば、本当に楽しかったですよ。
日々、仕事に追われて趣味と言う言葉も味気なく私から離れてしまいました。少し、高尚に思えた染色や機織の趣味が、今はキーボードを叩く現実味のするものに変わっています。これはこれで、結構、はまっていますが。
今日も、きっと沢山の作品に囲まれた文化祭が、あの会場にあふれているだろうな。 仕事をしながらフト頭をかすめた文化の日でした。


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