作者綴り「2004年11月〜12月分」


仕事おさめ 2004/12/31
今日は、花茶恒例の「年越し蕎麦道場」でした。
毎年、欠かさず(花茶改築中は、我が家まで押しかけてきた方もいましたね)年越し蕎麦を自前で打つお客さんもいるくらいになって、今年で何年目だろうと指折り数えてみたりしました。
初めて参加した人も、「意外と楽しいや♪」と顔をほころばせて蕎麦を抱えて帰って行かれましたよ。今頃、ご家族で年越し蕎麦を一味違った味で、すすっていることでしょう。 年末休業中ですが、蕎麦道場もあったので今日だけ花茶もオープンさせて、本年最後の仕事納めにしました。

今年も一年、花茶を可愛がって戴きましてありがとうございます。お客様の一言や笑顔が、スタッフの元気に繋がりました。忙しかった夏の日も、閑散とした冬の花茶も元気でいられたのは、お客さまと出会いがあったからです。
来年は、どんな年になるでしょうねぇ。
未来への夢や希望を持つことは、例えそれが明日と言う日であっても楽しいですね。
さて、どんな初夢が見られるかな。 良い年が来ますように、心からお祈り申し上げます。

心痛む災害 2004/12/30
毎日のニュース記事を目にするたび、目頭が熱くなり胸がキュンと痛くなります。
目の前に、新年を迎えている矢先の地震は本当に残酷で、どういう言葉で表せばいいのか見つかりません。今年の春だったかな、プーケット旅行してきた友人が、「本当に楽しい処だから行ったらいいよ」って、言っていた言葉を思い出しました。
世界中の人達の楽園が地獄絵巻に変わるなんて、誰が想像できたでしょう。肉親を探す人達の様子を見るのは、本当に辛いです。
日本列島を災害が横断していった年で締めくくると思っていた2004年。止めが、このスマトラ沖地震で締めくくるのかと思うと、胸の痛む年として記憶から抜け切る事は出来ないような気がします。
あの阪神大災害の記憶が微かに遠ざかりつつある時、「忘れた頃にやってくる」という災害が、次々と来た1年でしたね。
被害にあわれた世界中の人達が、小さなともし火のような明るさでもいい、新年を迎えて欲しいとお祈り申し上げます。
そして、 来年こそは、災害のない年であって欲しいと祈らずにはいられません。

もうすぐお正月... 2004/12/21
あといくつ寝たらお正月...と子供の頃は、たいそう楽しみに思えたお正月まで後10日ですね。あの頃のような弾む気持ちも全くなく、齢を重ねる事の苦痛を感じています(笑)
お正月が近づいてくると大掃除とか餅つき、おせち料理の準備にとかそれなりに気忙しく過ごしたものですが、この数年はあんまり気負う事も無く、特別な感覚も失せてしまいました。
今日、デパートの食品売り場にずらっと並んでいるおせち料理を眺めながら、この分野も手抜きしたいなぁとフト思ってしまいました。
でも、ダメダメ。日頃、主婦とか母親である部分をお粗末にして過ごしているので、せめてこのお正月だけは「おふくろの味」を子供たちに残しておきたい....うん、我ながら賢母。
豪華でもないけど、我が家の味を伝える機会をそれなりに大事にしていきたいですね。

ドジ踏んじゃった 2004/12/16
本当に、私としたことが...と思うのですが、友人達は「さすが、らしいね」の一言。
事もあろうに名寄駅でお迎えの方が待っているのに、少し手前(だと思う)の無人駅「たよろ駅」で下車してしまった私。
「なよろ駅」と聞いた私は夢中で読んでいた本をたたみ、、誰も踏んだ形跡の無い雪の積もったホームに足を下したのです。各駅止まりのローカル電車に乗って、それなりのローカルな気分に浸っていたので、無人駅はそれなりに感動でもありました。
「ふぅ〜ん、ここかぁ」と、疑いもせず「名寄駅」と思っていましたが、お迎えの方が居なくて、ちょっと心細くもありました。
そのはずです、名寄じゃないもん。気が付いた時見た、電車の通った後の雪にかき消されそうな線路は、なんとも悲しい、むなしいものでした。「こんなこと、あり?」と叫んでしまったくらいです。
幸い、連絡が付いてお迎え下さりましたが、本当に迷惑を掛けてしまいました。
「小栗さんは、大変な思いをして名寄までこられました」って、所長さんの挨拶も冷や汗もの。生涯、忘れられない土地になったことは確かです。
教訓 
”特急で行ける処は、特急に乗るべし。ローカル電車に乗ってとロマンを求めても、私には似合わない”

愛は永遠ではないけれど... 2004/12/4
昨日は、農村女性のフォーラムがありパネルディスカッションにてコーディネーターとして初デビュー。(笑)
朝4時からシナリオを作成していざ出陣したのに、パネラーの3氏にこともなげにシナリオを却下されてしまった。僕達はたくさん話せませんので、ディスカッションをしあいましょうと言われて、私のオツムは混乱状態。
されど、さすが我らが選んだ3氏とあって話し始めると止らなくて、「うそつき」と内心叫びながらも、話題の豊富さに感心していました。
S氏の話題の中に「愛は、永くは続かないけど、夫婦の愛というものはお互いを尊敬しあい、尊重しあうことだ」という言葉に、チクリと胸の痛みを感じつつ感動を覚えていた私。
ちなみに昨日のテーマーは「想いを力につなげた個性的農業」でしたが、農業は大変、大変と言うばかりでなく仕事はどんな仕事でも大変、でも仕事に向う姿勢の問題で楽しみながら仕事をしているスタイルを次世代に伝えていくことだと言う発言も納得。
緊張していた私の前で、豪快に笑って和ませてくださった会場の人達の温かい応援のお陰で気持ちよく終了しました。 昨日の会場は、道庁赤レンガとあって初デビューの私にはもったいない会場でした。(笑) もぅ、こりごり。

貴女に会えて、嬉しかった 2004/11/23
とっても嬉しかったぁ。元気なお顔の貴女に会えて!
5年振り?最後にお会いしたのは、病室でしたね。がりがりに痩せていて、懸命に病魔と戦う姿勢の貴女の姿を思い出しました。
あの頃、私たちは同士のような気持ちでしたね。励まされた貴女に、一月もしないで励ます側になっていた私。今日、5年ぶりの再会は夢のようでした。 絶対、治して職場に復帰するという言葉を聞きながらも、そうあって欲しいと祈る気持ちになっていた私。その後の様子は、聞くのが怖くて臆病になっていました。貴女は、すっかり元気になって今日、私の前に現れました。
しばらくは誰だか判らなくて、スタッフに「困った、困った」と言っていた私だったのよ。 貫禄つけて現れるんだもん、判るわけないでしょう(笑)
お互い元気になって職場に復帰してバリバリ働いていることが、とっても嬉しくて、とっても幸せに感じられました。
「又、来てね」と、声をかけられる事の幸せをしみじみと味わえました。ありがとう。

食べるを支える 2004/11/16
いつも農業者と向き合って議論することが多い私たちです。
今日は、消費者たちの主催するシンポジュウムで初めて消費者と向き合って話をしました。 正直なところ消費者団体という言葉自体が、苦手な私です。
日々、消費者と接する事で切磋琢磨して向上していくことを大切に思っているのに、団体と付くだけで一歩後退している自分の内面を見てしまいました。
今日は、辛口でいいから言いたい放題言って下さいという進行者のお言葉に甘えて、ちょっと、ずけずけと言いすぎたかな。(ごめんなさい)
大手の市場や流通には太刀打ちできない個の農産物(直売)は、少し高いかもしれないけど活きのいい=美味しい野菜であると自信を持って販売しています。直売店で求める時は、新鮮で安心を購入してくださっているのですよね。
農業と食料は切り離せない関係、消費者が私たちを支えてくれないと、私たちはつぶれてしまいます。また、次へ来年へと経営が維持できるように、それを支えて下さるのが消費者。
今日は、そういう消費者団体と向き合えて応援団がいることを収穫に思えました。よろしくお願いします。

イルミネーションの似合う寒さ 2004/11/13
一晩中激しい雨の音を聞いていた気がしたけど、目覚めと共に朝日が射して気持ちよい週末を迎えました。
すっかり棒立ちになった紅葉の木の下をエゾリスがちょろちょろと走っています。夏の間は花を眺めていた窓、これからはこの子たちの可愛いしぐさを眺める楽しみの窓です。
花茶の窓からはとうとう雪山の景色が映るようになりました。山から降りてくる風も冷たくなって、身構えてしまいます。
凛とした寒さの中、イルミネーションの光がさえてます。暖かい土地で見るイルミネーションよりも、この寒さや雪景色の方が、似合っていると思うのは欲目でしょうか。

パワー全開 2004/11/12
昨日、今日とJA全道大会。
参加するまでは、しぶしぶって感じの私(ごめんなさい)でしたが、集まったお母さんたちの元気の良さに圧倒されて、帰りはエネルギーを一杯集めていました。
特に、懇親会でのパワーは、すごいのなんの大歓声と拍手、大きな笑い声で時間がたつのを忘れていました。無芸の私は、手が痛くなるくらいの拍手をおくりましたが、芸達者な母さんたちに、本当に敬意です。
仕事で疲れた身体、日常の忙しさの中でよくここまで芸を磨いたこと!父さんたちにも、見せてあげたい。(笑)でも、もしかしたら憂さ晴らし?そんなことないよ。

グリーンツーリズム 2004/11/10
昨日、留萌、宗谷管内のツーリズムの意見交換会に参加しました。
改めて地図を見ると日本の最北端、北緯45度線上で、農業や観光業を営んでいる人達です。 こんな最北端でも、リンゴやいちご栽培が出来るって信じられますか?チーズを初めとして、牛肉も有名ですよね。
観光農園やファームインなども、さすが観光地でそれぞれが自分達のスタイルを持って取り組んでいるように見受けられました。
大手の観光会社の組むツアーと違って、私たちのツアー(グリーンツーリズム)の受け入れ方は自分達のスタイルを大事にすることだと思っています。ありのままの農村へ足を運んでもらいたい。決して、分刻みの観光旅行と同じよなものを求めて来て欲しくはありません。
個人、あるいは小さなグループの旅行者しか対応できなくて当然と思っています
「小さな、小さなファームインです」とか「最北端の農園です」とか、いい売り言葉に聞こえました。

秋晴れは、気持ちいい 2004/11/5
最近すっきりとしないお天気が続いていたけど、今日は久しぶりに明るい日差しで気持ちの良い事!
庭の紅葉が、燃えているように鮮やかになってきて先日雪が降った後とは思えない秋模様になっています。花茶の周りにも、落ち葉が舞い、少し寂しい晩秋の感がしますが、澄み切った秋の空気は、気持ちが洗われるようでいいですね。

夏の間は、気持ちを落ち着けて過ごす余裕も無かった日々の暮らし、この数日は、朝お茶を飲みながらボーと過ごす時間が、多くなってきました。スローライフって、こういう時間の流れを感じながら生活する事なのよね、と自分に話かけています(笑)