作者綴り「2004年5月〜6月分」


真実の瞬間 2004/6/26
忙しさや疲労で、時間を忘れて過ごしている時、当たり前の事や常識であるべきことの判断をフト見間違ったりおろそかにする一時があります。
冷静さがないのと、日々ほぼ、同じパターンの生活に慣れすぎてどこかで気持ちの油断があるみたいです。最近、指摘させる事などを考えていると、つくづく考えてしまいます。
友人から贈ってもらった「真実の瞬間」という一言を改めて気持ちの中で反すうしているこの数日。
私にとって、同じ時間の繰り返しの日々でも、花茶へ見えたその時のお客さまにとっては、出会ったその瞬間が真実なのです。その時に、私や花茶への印象が決まるという事。
「忙しい時こそ、気をぬかず丁寧な対応をしてくださいね」と言ってアドバイスしてくれた友人、そして、一言忠告してくださる花茶のお客さま、そういう言葉を頂く事で、もっと、素敵な花茶を育てられるのだと嬉しく思っています。
路傍の石は唯の石かも知れませんが、磨かれて綺麗になる石になりたいと思いました。

いちご 2004/6/23
今日も製造室は甘い苺の香りが漂っていました。
畑で過熟した真っ赤な苺を収穫して、苺アイスクリームを作ります。傍ら「生いちご!」と、ご注文をされているお客さまの声が、私に届いてきます。
この時期は、花茶の一押しアイス登板でお客さまも嬉しそうな笑顔になっていると感じるのは私の欲目でしょうかね。
先日まで売り切れごめん状態でしたが、やっと製造が追いつくようになり今週末は、きっと大丈夫。明日も、ガンガン製造します。
今朝、HBCラジオの番組でお客さまからの情報提供という事で花茶が紹介されました♪嬉しいですね。スタッフ皆でニコニコ聞いていました。♪♪
ありがとうございまぁ〜す。

天高くひばり鳴いて 2004/6/15
青空に向って飛び立ったひばりのさえずりが、花茶の庭に聞こえる初夏を迎えました。本当に気持ちの良い北海道の夏です!
よさこいソーラン祭りが賑やかなうちに終わり、昨日からは北海道神祭が始まっています。花茶も、私も忙しくなってきました。
よさこいが始まると私の大親友が、毎年高知からやってきます。併せて、高知県人会があったり、花茶農園は、いちご狩りスタートの時期、そして、花茶は、いちごアイスクリームの販売開始となります。
遊びも仕事も、両方一生懸命の私なので精魂入れて頑張るシーズンが始まりました。
今日は、STVのどさんこワイドさんが、生中継をしてくださいました。 爽やかなこの季節に、しかも絶好の青空の下で、花茶や農園をご紹介していただいて嬉しい日になりました♪木村さん、スタッフのみなさん、ご苦労さまでしたね。

農業の担い手 2004/6/7
花茶のような農村の中で観光農園を営んでいると、こういう処で生活がしたいとか農業をやってみたいと言うお客さまの声を聞きます。
実際、無理だろうと思う若いカップルが真剣に現状調査ならぬ、農業をやっている私たちの生活や気持ちを聞きたいといって訪ねてきます。
定年帰農を希望する人達の声も一杯聞いてきました。 農地は簡単に農業者以外の人に売買されませんが経営としての農業をしたいのか、趣味で家庭菜園の延長農業をしたいのか、単に農村でのんびりとした生活をしたいのか、色んな事が考えられます。
現実に農業で経営することが難しくて離農者が多くなってきて、荒れた農地も見られます。ずっと昔、ここに青々としたビートが栽培されていたのになぁ..と車中から寂しく眺めたり。
少しでも、土に触れて生活したいという人たちに少しの農地でも貸せたらいいですね。荒れた農地で放っておくよりも、誰かの手で手入れされて生産の場になれば農村も元気になるような気がします。異業者が、入ると違った文化も入るし、農業者にない技術も入るかも知れません。
何となく、そんな事を考えています。(今夜は、そんな会議がありました)

初夏の装い 2004/6/6
窓から見る空の色や白樺の木葉もすっかり夏の装いになりました。初夏の日差しは、とっても爽やかで梅雨を知らないで暮らせる事を、この時期は幸せに思います。
いちご狩り開園まであと、何日?となってきて、畑の準備も着々と進んでいます。先日より藁敷き作業開始しています。

今日は、素敵な夏空に恵まれた日曜日♪やっぱり人気は動物達。お客さまんのポニーやウサギさんたちに注ぐ目線は、とっても優しいなぁと感じました。フォトコンテストに寄せられた写真も、動物達が多かったですよ。あまりに素敵な写真ばかりなのでポストカードを作りたいと思っています。また、コンテストに寄せられた写真は、近々このホームページにてご紹介したいと準備作業中ですよ。
花茶を囲む緑の景色やブルーの空、家族やグループの歓声の声、全部が花茶の空気のような日曜日でした。きっと、眠りについた子供たちは、夢の世界でも動物達と遊んでいる事でしょう。
フォトコンテスト 2004/5/30
花茶の初めての企画の写真コンテストの締め切りが迫ってきましたよ。
花茶へお出でのお客さまは、結構カメラ持参の方が多いのを目にしていたので、企画してみました。初めてなので馴染みが無いせいか応募は、少ないです。でも、ほのぼのとした画像や愛らしい画像が寄せられていて、何だかとっても幸せな気持ちになります。
花茶は、お客さまに育てられているお店ですよね。こんな、あたたかい画像が寄せられると、良い子に育っているなって思ってしまいます。
第一回目の締め切りは、あした。景品は、花茶のアイスクリームセットに成っていまぁーす。

バナナ 2004/5/21
食べ物に季節感が無くなってきたという話から話が飛んで「バナナ」の話題にひと花さいた。
今の世代の人達は笑うかも知れないけど、私たち世代(?)の子供の頃は「バナナ」は高級品。めったに食べれなかった。食べたくて、食べたくてそんな思いでいると父が「父さんの子供の頃は台湾バナナをお腹いっぱ食べれたよ」と言った言葉が、今もなお忘れられないくらい羨ましく耳に届いた。しかも、台湾バナナです。
運動会とか特別な日にひと房食べれたらシアワセ。親戚のおじさんがお土産に持ってきてくれたバナナを家族中で分け合って食べる...今は、そういう家族の姿は見当たらないですね。
随分、豊かにそしてもったいないくらい食べ物を無駄にしています。
その作物や果物のひとつひとつの季節の本当の美味しい味も忘れかけてきました。 食べ物を生産する村の姿も変わってきました。農業が工業農業になる日も、遠からずって気もします。
せめて、心のふるさとが消えないように21世紀のふるさとも「美しい村」にあるを標榜して「わが村は美しく北海道運動」が展開しています。

もうすぐ、苺の季節 2004/5/18
子供の頃、野山を駆けまわると段々畑の石垣に、赤い小さな野いちごがぶら下がっていました。 石段をよじ登って摘まんで食べた苺の美味しかった事が、時々思い出されます。
先日の九州の安心院を訪ねてとき、自分の子供の頃の風景がうかんで懐かしく思い出されました。

花茶農園の苺も後一月くらいで旬を迎えますが、近年、苺からは季節感が感じられなくなりましたね。
確か、苺の季語は夏じゃなかったかしら...。でも、市場では1.2月が最盛期で今や夏苺は北海道などの寒冷地でしか栽培されてないような気がします。
こんな風に、すべての作物、果物が季節感を無くして私たちの胃袋を満たしてくれるようになり、喜ぶべきか悲しむべきか..というところです。
季節のリズムに併せて露地栽培している花茶の苺。初夏の日差しや風の香りの中で今年も存分にいちご狩りが楽しめるといいですね。

2泊3日の九州旅行 2004/5/13
福岡のホテル宿泊券をゲットしたのを幸いに、Birthday割引を使って行ってきました♪
昨年、雑誌の中で知った大分県の大山町にある”木の花ガルデン”に行ってみたいと思っていたので、とても嬉しいチャンス。
地元の素材を使って農家のお母さん達が、ざっと数えただけでも70種以上あった気がしますが、沢山の料理をバイキング方式で提供しているレストランや農産物の直売店などありましたよ。他に観光地らしきものがあるようにも見えない場所なのに、大盛況で「うぅ...ん」とうなる気持ちで状況観察をしているワタシ。
農家レストランって、これでいいのよね。凝った料理でなくて、昔からの伝えてられてきた料理であったり地元の材料を活かした料理、素材そのものの味でいいのだと今更ながら感じました。
車を飛ばして安心院へも。目指す農家レストランは、無いとのことでがっかりしたけど本当に素朴な農村地帯を走ると都会の人たちが農家宿泊をしたくて来る訳が判る気がしました。
最後に、残念と言うのかガッカリしたのは、ここにしかないと確信して道の駅で購入した「わさびかまぼこ」が、帰りの乗り継ぎした名古屋空港で名産物で売られていたこと。「うぅ...ん」と、再びうなってしまった。

続・さつまいもの花 2004/5/2
初めて見たサツマイモの花を誇らしく自慢している私の元に、友人からmailが入りました。
   -----ここからね
一言、言わせてもらえば、南国育ちの皆さん多分ほとんどののサツマイモ生産者も花は 見たこと無いよ。
なぜって、日本で今まで作られている種類は花が咲かない品種だからさ。
梅村先生が南米をほっつき歩いて(本人曰く乞食のような格好で)花の咲く・寒冷 地で育つ種類を持ち帰って育てた品種だから花が咲くんだよ。
私たちは日本に住んでいてサツマイモの花を見た多分最初の1000人以内に入って いると思うよ。
          ----ここまで
だそうですよ。
朝顔のような花だけど全然見覚えが無いと思ったけど、当然。
それにしても、植村先生の探究心はすごいなぁと思う。次から次へと飛び出す芋や野菜、ハーブの種類や適した料理メニューの数々、惜しみなく、研究成果を教えてくださる姿勢も並みじゃない。
親愛なるYさま、あなたのmailを披露してしまいました。許され。