作者綴り「2004年9月〜10月分」


ドッカッと初雪 2004/10/27
今朝、屋根から落ちる雪の音にびっくりして目が覚めました。
昨夜から降り始めた初雪だけど、そんなに積もったの?と思いながらカーテンを開けると、真っ白な雪景色の庭。
初雪なのに...、いよいよ覚悟をせざるを得ないと思ったことでした。
一日、スノーフィールドのままの花茶の庭。静寂そのものです。それでも足を運んで下さるお客さまに、「ありがとう」と、いっぱい言いたくなりました。

東京のあの忙しかった時間や人の波が、別世界となって私も落ち着く場所に戻ってきた安堵感に浸る一日。
やっぱり田舎者には、ここが一番!

コスモスの花 2004/10/22
日本橋に来て、毎日通う高島屋の前で愛らしいコスモスを見つけた。ショーウィンドーの中で清楚におすましして優しく微笑んでしるような、何とも可愛い。花茶の庭で咲いているコスモスは、粗野でどんな風にも負けないぞという風情、だけど、それなりに愛らしいコスモス。
そう...今、秋だったんだと改めて思うくらい、都会の中では季節の感じ方が違うんだなぁ。ビルの谷間と都会の騒音、群がっているような人々の生活の中で、自然の形態の感じ方が、違って見える。
高島屋の北海道物産展も、毎日大盛況。仕事を終えた充実感と疲労感の足取りで帰る道で、今夜もコスモスに出会った。

再会 2004/10/15
高島屋の北海道展が始まって3日目が無事終了。つかれたぁ...。
でも、花茶のアイスクリームを食べてくださったお客さまが笑顔で「おいしぃ」と言ってくださる言葉に、嬉しくて笑顔のお礼が出来ることがシアワセです。
北海道展の初日に、大勢の人混みの中で15年ぶりの友人の顔を見つけました♪お互い、まさか..と言う顔をしてジート見つめあうこと数秒間でしたが、後は感激の嵐が、全身に巻き起こりました。
こんな、再会があるんだぁとホント人生は素敵ですね。
今夜は、その友人に招かれて夕食をご馳走していただきました。数日間、我が家を離れていたので、ほかほかご飯の美味しさが骨の髄までしみ込んで、ごく当たり前の食生活に感動もしたほどです。
千歳の話や、千歳を去った後の彼女の生活(ご主人を亡くされていました)に時間のたつのを忘れたほどです。女ひとりで、しっかりとこの東京のど真ん中で生きている姿を見て、会って良かったぁ。お土産話がひとつ出来て、東京出陣もいい結果になりそうです。

さつま芋収穫♪ 2004/10/9
今年の春に頂いたさつま芋の苗を、花茶の畑で栽培しました。
今日は、収穫日♪北海道でも、こんなに立派なさつま芋が、育ちましたよ♪今年の、異常な暑さも手伝ってくれたのかも知れませんが、ふさふさとしたさつま芋の葉っぱの下に、芋づると言われるように、見事に芋が連なっていました。
紫芋や黄色の品種などあって、今日からさっそくアイスクリームとして試作に入っています。
何たって、紫芋から作りたくなるもの(興味津々)。期待以上の味と言いたいのですが、濃厚なさつま芋の味はしなくて、甘みもちょっと薄いかな?
でも、花茶のさつま芋だよ、って思うとなんだかとっても気持ちが弾みます。
短期間になりますが、店頭にて販売開始します。ぜひ、花茶産の紫芋アイスもご賞味くださいませ、皆々さま。

りんご一個の思い出 2004/10/3
うん、これこれこの味。
あま酸っぱい酸味が口の中に広がると同時に、脳裏に懐かしく浮かんできたのは小学校のグランドです。
10月といえば、実家の高知では運動会シーズンの真っ只中。脳裏に浮かんだグランドは小学校です。結構、マンモス校だったので、運動会の日も昼食は給食でした。
いつもと違う気持ちで入った教室の机の上に、給食と一緒にリンゴが一個。この日だけの、特別なデザートだったと思う。
丸かじりすると、甘さよりもすっぱさが強くて、歯が浮くような...小学生の私には美味しいって感じの果物ではなかった気がします。いつも、この一個のりんごを持って、グランドにいる母の元へ走って行った光景が、懐かしく思い出されました。
そんな、思い出のリンゴを見つけました。購入する時、「すっぱいよっ」ておじさんの一声。 確かに、すっぱいリンゴだけど、思い出は甘く懐かしい。

とうとう...点火 2004/10/3
一日曇り空の今日は、肌寒さが秋の深まりを感じます。
店の周りの風景も、何となく物寂しい秋模様でになってしまいました。いつも走る農道から見る景色も、収穫を終えた田んぼが、寂しく目に映ってしまいます。やがて真っ白な景色に変わる日も遠からずかぁ...と、ため息つく私の心も秋模様。(笑)
夕方、スタッフの騒ぐ声に外に飛び出すと、とっても綺麗な夕焼けの空。ちょっと、タイミングがズレテしまうと、この夕焼けも見逃してしまいます。
寒くなって朝寝坊の私は、朝焼けを見ることが少ないのですが、朝焼けも夕焼けも秋は格別に綺麗ですね。
そういえば、先日見上げた夜空の星座も、とっても綺麗でした。

追伸
とうとうストーブに点火してしまいました。東京は、まだ夏模様ですね。

ウサギの赤ちゃん 2004/9/19
夏の暑い日、子供たちで賑わっていたウサギ小屋の中で、赤ちゃんをうっかり産み落としたらしい母さんウサギさんがいました。
まるでネズミ(クリックすると写真が見えますよ)のような赤ちゃんでした。 母さんうさぎを探しましたが、どの子が母さんなのか判明出来なくて、仕方なく穴の中へいれてやりました。そんな事があったのは、7月の事でした。
先日から、数匹の子ウサギが公園デビューならぬ穴の中から顔を出して餌を食べはじめている様子が伺えました。中々目の当たりに見ることは出来なかったけど、やっと、キャッチ。
脅かしてごめんね。すっかり大きくなって、あの時の子ウサギかなぁ..。

眩しい秋の日差しの中で 2004/9/15
一雨ごとに秋の深まりを感じて行きます。
今朝も、眩しいほどの光を感じていた時に友人からの電話。本当は、実りの秋を充分に期待できていたのに、今回の台風で稲の実が落ちて、収量がめっきりと無いとの声でした。
そう言えば、蕎麦の実も収穫目前にして落ちてしまったというニュースも聞きました。街路樹の倒れたことが、被害の大きさだったと勘違いしていた自分を愚かだと思っています。
つい先日までの黄金色の田んぼを賛歌していたのに。
農業は人の力が入るとは言え、自然相手の大博打のようなもの。収穫してしまうまで安心してはいけないって事が、よく判りました。
全国で、沢山の人たちが農業に関わらず落胆の思いでいると思う。
でも、生活とか仕事とか生きるって事は、こういうことも有り。逞しい生活力や精神力で、がんばっているよね。

グリーン ツーリズム 2004/9/12
台風が去って、あちこちの爪後に秋の日差しが、何事も無いように射しています。
今日も、とても良い日差しの日曜日になり、まだアイスで勝負が出来そうな花茶です(笑)
花茶の動物達も、ちびっこと遊べる今が、きっと良い季節なんでしょうね。さくらも、綿羊も、うさちゃんも、子供たちと戯れる秋の日でした。
昨日、赤レンガフェスティバルでも動物とふれあいコーナーが設けられていましたが、ちびっ子たちの数に驚きました。
都会では、牛や馬に触れることも無いし動物園でしか知らない子供たちが多くなってきましたね。 動物を可愛いと思う気持ちや触れた感触が心に伝わって湧きでてくる感情を育ててやれる機会がめっきり少なくなってきた現代社会。せめて、この機会にと集まった親子の多さに、なんとなくホットした気持ちになりました。
フェスティバルでは稲刈り体験や、(田んぼを丸ごとセッチングなんて、ウソでしょって眺めた私)脱穀体験等など、まぁびっくり。稲穂をにぎって、帰る子供たちの日焼けした笑顔が良かったですよ。
こんな、ビルの真っ只中で、これがグリーン・ツーリズムだとは言いたくないのですが、身近な処で、ちょっとでも田舎を感じ、命を守る食の現場を都会の親子に判ってもらえたらいいですね。
最後に、ホンモノの田舎へ来てごらん。もっと、もっと素敵な食料現場がみられますよ。

パートU「手づくり交流会〜お母さんたちの美味しい味」 2004/9/11
「何のことない料理が並んでいるけど、その料理には作り手の顔が見えて情感があり物語がある」そういうお言葉を頂いた「手づくり交流会・・・」の私たちの手料理でした。
少し心配しながら朝から料理を作り、晴れの舞台「京王プラザホテル札幌」に立った時の晴れがましい思いが今も浮かんできます。
初めての経験には、舞台が大き過ぎたと思いましたが、この機会を得た事を次のステップに繋いでいくことが、お礼や感謝になりますね。
今回きりでこれが終わるのはもったいないねと言う声も聞こえてきたので、きっと元気な母さん達は次へ動き出すでしょう。

わがままな私たちの要望に嫌な顔ひとつせず、対応して下さったホテルのスタッフにも頭が下がりました。
また、何度も料理のお変わりをして、にこにこ顔で食べてくださったお客さま、嬉しかったです♪
台風の後片付けもそこそこに、又、稲刈りや豆刈が始まり本当は、とっても忙しい最中だったのに両手を挙げて「よし、やろう!こんな楽しい事ないじゃない」と言ってくれた仲間達。そして、Nさんありがとうね。 みんな大変な思いの中で、すごい満足感をあじわいましたよ。

「手づくり交流会〜お母さんたちの美味しい味」 2004/9/7
加工食品を販売するよりは、私たちの地元で採れた食材を使って、お母さんたちの手料理を振舞えるセッチングをする方が面白いよねと、この春おしゃべりをしたことが思わぬ機会を得て、10日に控えた交流会で、発揮できるチャンスを与えられました。
すんなりと思いを受け入れてくれた関係者に感謝すると共に、ネットワークで縁を持てた友人達の強力的な参加に、本当に嬉しいです。
北海道は食材の宝庫と言われているけど、観光客や一般の消費者に道産の食材や本当の味が、伝わっているとは言えません。例えば、道産米は味が悪いと言われているけど、それは昔の事。品種改良の努力あって、こしひかりに負けない道産米もありますよね。
今回は、食べてもらいましょうね。芋も南瓜も品種が一杯あります。確かめて食べてもらいましょう。全部、私たちの栽培した野菜やくだもののオンパレードのMenuが60数点集まりました。
京王プラザホテルさんも、私たちの生産した野菜を使ってMenuの献立をして下さり、両者のMenuを合わせると100品くらいになりそうです♪
ホテルシェフの磨かれた技、私たちは「愛」が隠し味です。楽しくてしょうがないと裏方で頑張って下さる実行委員の面々。私も、ドキドキするくらい楽しいです。

秋の気配の中で 2004/9/5
ひんやりとした朝を迎え、日中の日差しも残暑というより小春日和と呼びたくなってきました。
花茶の庭は、今日もたくさんのお客さまがご家族で(ワンちゃんも、家族の一員ですね)、友人同士でおいで下さり、 夏の頃の賑わいの一日でした。
ぶらん、ぶらんと沢山成っている「ひょうたん」や「夕顔」のアーチの下では物珍しいものでもを眺めるような子供たち。苺畑や原生花園になってきた花茶の花畑にもお客さまの目線が注がれて、遠目で眺めていた私は、赤面してました。
暑い夏のお陰で、初めて栽培した「さつまいも」も期待できそうですし、我が家の「プルーン」や「りんご」「ぶどう」も予想以上の味と収量になりそうで嬉しい秋です♪
何よりも黄金色になってきた稲穂の田んぼを目にすると、収穫の秋を賛歌しているみたいで本当に嬉しいですね。秋をこんな風に感じられるのは、とてもいい事だ!

いちご定植 2004/9/4
台風一過の後、すっかり秋もよう。澄みきった青空や透き通った秋の風が、気持ちよく花茶を通り抜けている週末でした。
あの暑かった夏のお陰で、今年は作物の実なりも良く、そして美味しくてバンザイですね。
何を食べても美味しくて、食欲の秋には降参しています。
平岸街道のりんごの木には、たわわに実ったりんごが重そうにぶら下がっていました。(食べたいなぁ)あのりんごは、誰が食べるのですか?食いしん坊には、気になるりんごですね。
花茶農園では、先日より苺の定植作業をしています。この苺の苗が、長い冬を越して来年の夏に美味しい実をつけるんですよ。
ずーと端まで200メートルあります。いちご狩りも楽しいけど、この風景の中でのんびり過ごすのもいいでしょ。ここで過ごすその時間の間だけ、この景色はあなたの物よ。