久しぶりのお上りさん

掲載日:2019.03.08

本当に久しぶりと言うのか数年ぶりに東京へ。 

女性農業委員の活動を推進するシンポジュウムが開催されて初めての参加でした。 
農業委員になって1年と半分、やっと、役務の全貌が見えてきた感じがするという段階なので参加することで自分の意識を高められるようになりたいと思った。 
流石の集まり。 

農業分野に限らないけど、人手不足、高齢化の諸問題が田舎だけでなく日本総まとめで深刻化してきた。 
現実を見たくないモノ、触れたくないモノ的に思考の中で避けて来ていたけど今、ちゃんと考えないと未来の子供たちに問題だけ残していくような気持ちに成る。 
実際に、泉郷でも5年先、10年先に後継者が居ないからこの地域から出て街に住むという計画の人たちが、数戸ある事も耳に挟んでいる。 

農業が出来ないだけでなく、高齢化した私たちが安心して生活出来る環境でないことも一因。 
残った農地の問題をどうするかは個人単位で考えられない時代に成ってしまった。 

今回のシンポジュウムでは、そういう問題について早くから取り組んでいる農業委員会の報告がありました。 
そのまま地元に持って帰れると言うほど簡単な問題でないけど、先が見えてきている今、遅いかも知れないけど農地をどうするか、地域をどう守るか、地域丸ごとで話し合う必要性を感じた。 

シンポジュウムの翌日は、相棒の由美ちゃんのお勧めで東京美術館へGO! 
江戸時代の奇想な絵画展を見てきた。 
動植物を捉える目の奇想さに、気持ちが和んだり、こんな風に捉えられるのだと感心したりと感動がいっぱい。 
中々、面白い。 

東京へ出ることがあっても、観光の一部で会ったり何かの会合で有ったりとか、文化を愉しむ余裕など持っていく事が無かったので、こういう時間の使い方も有ったと改めて思った。 
小雨降る東京だったけど、目の保養もして楽しんきましたよ。