4月のスタート

掲載日:2016.04.01

今日から4月。そしてハッピーエイプリルフール♪の朝、私は、早々に騙された。 
今日は、楽しみに待っていたお客さまをお迎えする。 
一昨年、我が家でファームステイをした修徳中学生のひとりが、苫小牧にある駒大高等学校へ合格して花茶へ立ち寄って下さる日でした。 
またまた、大きく成長した息子さんは野球が、大好きで駒大でも野球部に入部の予定とか。 
独り息子と離れるご両親の寂しさのお顔とは反対に息子さんの笑みを含んだ希望に満ちたお顔が、4月だなぁとつくづく思った。 

彼が、駒大を選んだ理由の中に我が家での宿泊体験が影響した部分も有って、北海道大好きになったらしい。 
ご両親も、北海道ファンのように見えたけど、嬉しさと寂しさが交差する気持ちの中は、きっと複雑だろう。 

観光審議会の中で、素人である農家が民泊を受け入れている事に、本当に安心、安全が確保されるのかという疑問を投げかけられた。 
保健所とかの審査の元、簡易宿泊の許可を一応得ているが、農作業の安全性や宿泊時の事故や災害、食の安全性などホテルや旅館営業の方から見ると不安でしょうがないと見るのは当然かもしれない。 
教育の面で見ると非日常の異体験の影響は、大きいと思う。 
現に、手厚く接待している訳でないのに心に響くものがあったらしく、その後も訪ねて見える子供たちやその家族が多い。 
農業でしか言えないけど、ビルを眺めて暮らしていた都会の子供たちにとって、土や風や緑の草花、実のなる作物に触れて体を動かしたり食する事は、生きていることを体感する機会だったと思う。 
人生の一コマに農の力が役に立っていることを信じてたい。 

さて、我が家の孫たち、今日も花茶へ出勤。 
土や虫に触る事をゼッタイ!ムリ!と豪語していた都会育ちの孫息子であったけど、朝から土いじりして種まきを手伝っていた。 
そして一日、お日様と遊ぶ春休み。 
桃子ちゃんは、絶好の遊び相手とみなされてお気の毒。