春の足音を微かに感じながら
掲載日:2016.03.12
花茶の周りの積雪も数センチになり所々色褪せた芝生が顔を出してきた。
気まぐれに春の雪が降ったりはするけれど、時々おやっと春の足音を感じて嬉しくなります。
花茶の営業にも慣れてきて、お客さまの動きも感じられるようになりました。
「オープンしてくれてありがとう。」と、嬉しいお言葉を下さる常連さん。
「ありがとう。」と、言葉を掛けるのは当方なのにと改めて嬉しくなります。
夫の居ない生活にも略慣れてきました。
はや、来週は四十九日を迎えます。
気持の整理がついたように思っていても全然ついていない自分に気づきます。
体調不良を私に悟られないようにと身構えていた夫に気付いてやれなかった事も悔やまれてなりません。
誰もが悔いがあったり後悔があったりはすると言うけれど、その気持ちを整理するまでにはどれくらい時間が掛かるのでしょうかね。
しばらくはこの重荷も背負いながらも楽しかった日々も忘れないで支えにしていこうと思っています。
春へと向かうこの季節、あれもこれもと農作業の始まりに焦っていた様子が、あちこちに浮かんできます。
相棒のように一緒に仕事をしていた髭さんの後ろ姿がやけに寂しくて切ない。
もう1週間くらい前のこと蝦夷リスさんから朝の挨拶を受けました。
こんな近くまで遊びに来てくれていたのね。
もっと、もっとお仲間を連れて来てほしいな。