秋祭り 涙腺がゆるむ笛の音
掲載日:2023.09.19
ピーヒョロ、ピーヒョロ・・・・
4年ぶりに聴こえてくる笛の音。
村のみんなが笑顔いっぱいになってその音の先を見つめている。
涙腺がゆるんでいるのは、私だけでなかった。
「練習の初日からみんなの息がぴったりとあって、空白の年があったとは思えない感激したね。」と、話してくれたのは泉郷獅子舞保存会の年配者。
9月には似合わないくらい暑い日でしたがお天気が良くて最高のお祭り日でした。
焼肉などのおもてなしコーナーもあって、私が行った頃は、みんな美味しいビールと焼肉等々を囲みながら笑顔の会話がいっぱい、いっぱい。
「美恵さん、ここ、ここ。」と、誘われて村の人たちと話が弾みました。
コロナで中止とそれ以前は、お店も有ったので参加できなかった私でしたが、今年は全面休業にして皆でおまいりできました。
いいですね!ホント、良かった!!
親、子、孫へと引き継がれて踊る獅子舞。
私の夫は笛吹をしていましたが、息子もそれを引き継いで笛吹です。
現在の獅子頭は4代目になるとか。
明治の時代の獅子頭もお目見えしていて、伝統行事を大事に保存してきている村の人たちの想いが伝わってきました。