10月半ば前後から、「雪虫を見てしまった。」という声が聞こえてき始めた。
もう、そんな時期か！と、ショックな気分でいたけど、11月に入っても未だ、雪の気配が無いですね。

花茶の見えたお客さまが雪虫を見て、「これが本当の雪虫の飛ぶ姿ですよね。」と言う。
「？、？、？」で、お返事できないでいたら、札幌では異常発生して尋常でない雪虫が飛び交っているとのこと。
気持ち悪いくらいだそうで、花茶の庭で静かに舞飛ぶ雪虫を見ての感想だった。

東京から見えていた従弟たちが、話だけしか知らなかったと実物の雪虫を見て感動していた。
確かに白いふわふわの小さな、小さな虫は、かわいいと思う。

雪の使者のように思う雪虫を見ると、あと１週間か10日もたてば雪が降る！と言われているだけに見たくない存在。
タイヤ交換をせかされ、野菜の保管や畑の片づけ・・・衣類の準備、等々冬へ向かう心の準備もこの雪虫をみた瞬間から始まるようなものだ。

それでも、今年の秋は異常に暖かい。
あの雪虫は何だったの？と、思うけど、きっと、油断しているとドカッと雪景色になるかもね。

＊お写真は、坂井 治さまから頂きました。