雑草にだって花が咲く。
そう言って、眺める花茶の庭を”花茶原生花園”だと呼んで言い訳してきたけど、もうそんな言い訳が通らないくらい酷い状況になっていたのは５月の声を聞いたころ。

北海道は何もかもが一斉に。
庭仕事をと思う矢先に、ハウスイチゴの収穫が、始まってしまった。
早朝からイチゴの摘み取り作業が始まると私のガーデンは、後回しになって花茶の仕事がひと段落してからの仕事になる。

コツコツと雑草を取って、そして花の苗を植えこむ作業が、略ひと月続いた気がする。
やっと、そこそこ雑草が片付き、お花さんたちの植え込みも完了した。
プランターにも植え込み完了。

雑草を取るだけの作業をしている頃は、キツイなぁと思ったけど段々と庭に愛着がわいてきてコツコツ作業をするのが楽しくなってきた。
殆ど、無の心境で作業をしていた。無から覚めたときは、完成した庭を愛でる楽しい気分。
これって、楽しいなと何度も感じた。

次は、雑草と戦う日々が始まるけど、もう、原生花園って呼ばせない、呼ばないと自分に言い聞かせながら庭を眺めてニンマリ。
あちこち、色んな花の共演が始まるはず。
短い夏の日を、目いっぱい愛でて楽しもうと思う。

クレマチスなどの花を背景に、可愛い子供たちの記念写真を収めるお客さまをニンマリしながら眺めてますよ。