異常気候に負けないぞ

掲載日:2024.09.07

今年も始まりました。イチゴの苗の定植です。

この数年の気候の異常さは、これからはそういう気候になるのだと断言しつつ、未だ気持ちのどこかに”いつもの気候に戻るよ”と思う気持ちもあって複雑に、そしてグレーのままです。
例年よりも定植の時期をおくらせて、先日より作業が始まりました。

私の目から見ても慎重に大事に育苗していました。
農場者としての経験はまだ足りないのに関わらず、この気候の異常さは大きな試練のひとつ。
何年経験しても、一年一年が新しい経験でもあり作物を育てる難しさは、中々、判ってもらえないと思っています。

私は、”来年こそ”という願をかけながら作業を眺めていました。
店内のカウンター席からも畑で働く人たちの様子が手に取るように見えるので、気にかけて言葉をかけてくださるお客さまたちでした。
「来年のイチゴ狩り用の苗を植えているんですよ。」「まぁ、今から…。」

2年続きの不作が「2度あることは3度ある」じゃなくて「3度目の正直」になりますように。
全国の作物が、平年並みの収穫につながる気候になりますように。
いっぱい想いや希望、願い、夢を抱いています。