空に向かって”パンチ”
掲載日:2015.11.16
NHKーEテレ番組「ハートネットTV~介護百人一首」の司会をされている小谷あゆみさまに、先日お目にかかった。
「女性プラザ祭り」の午後の部の講演は、彼女の介護達人のお話だったし、彼女がベジタブルアナウンサーでもある事もあって視聴させて頂いた。
介護をしている人もされている人もいるという世代の私。
嫁ぎ先の両親を見送り、介護の日々は終わったけど、次は伴侶であったり自分であったりと他人事では無い。
百歳でなお、自立して生活をされている年配者を目の当たりにしたりすると病にならないで矍鑠と生きていられたら…と願わずにはいられない。
父もよく言っていたけど、それでも非情な人生は、望みを叶えてはくれないし、人は人にいっぱいお世話になりながら生きねばならないのだと思い知る。
父のように殆どを忘れて介護されるだけの身になって、幼子のように心身をゆだねて生きるのも幸せと思う。
「楽しきは失語症の夫詩人なり
「雨降ってないよ星が咲いている」と
ペラッとめくった冊子の中から好きだなぁと思った詩のひとつ。
「腹が立つ空に向かってパンチする すっきり笑顔でまた介護する」
両親を弟夫婦に預けっぱなしの私は、この詩の中からフト介護に明け暮れている弟嫁の心情を思った。
仕事が終わったら、私も両親の傍へ帰ろうと思う。