土佐Day(その2)

掲載日:2024.10.18

土佐Day(その2)

雨天決行の強い気持ちで、4日目の朝から足摺岬むけて出発した。
何だか空が明るい感じ。

若かりし頃は、整備されていないこの道を足摺むけてどれ程ドライブしたことだろう…半世紀前の青春という時代を思い出しながら走っていたら、見覚えのある小さなお店。
「よしだや羊羹」
ここの羊羹はおいしくて、いつも通る度に買っていたことを思い出して、この度も立ち寄ってみた。
中の雰囲気もあまり変わらずで嬉しかったなぁ。

孫娘のリクエストと弟の計画とピッタリで途中天然ウナギが食べられる”四万十屋”さんでひとやすみ。
養殖ウナギとちがって少し硬くコリコリしていた。

太平洋の海の色が、車窓から興奮させてくれる。
北海道の積丹ブルーもとってもきれいな色だけど、この沿岸から眺めるこの海!懐かしい高知の海だ。
足摺海底公園が、きちんと整備された形で出来ていて昔の面影が少ない。
それでも、水族館の魚たちのきれいな泳ぎ。
彼岸花の咲きほこる公園内を歩きながら昔の事を思い出そうとしているわたし。(笑)

四国霊場三十八番札所「金剛福寺」をおまいりするのも若い頃からのルーティン。
ここまでお遍路で歩いて来られている人たちの想いを思いながら岬に立った。
いつかお遍路さんをしたいと思っているけど、なかなかの道のりで歩いては無理と決めつけている私。
弟は、両親の供養にと行く先々でお遍路の装衣と杖でお参りしていた。
亡きあとも親孝行が出来ているのは、弟か…。脱帽

 

窪川町道路沿いに昔からある「よしだや羊羹」

足摺海底公園

天然ウナギの鰻重

彼岸花が満開

四国霊場三十八番札所「金剛福寺」