この体と生きていく
掲載日:2024.12.19
何かの本で見つけたタイトルが、気に入っています。
「この体と生きていく」
この年齢になると「生きる」「生かされている」そして「死」についても真摯に向かい合う機会が多くなった。
今年は、結構体の不調が多く原因不明のまま疲れ方の異常さや貧血など、どこかに病気があるはずと不安に思うことが多かった。
一晩寝ても疲れの取れない体に来年も元気で働けるだろうかという不安を覚えながらひと夏を越してきた。
70代で旅立つ人が多くて、私も間違いなくそういう歳なのだと思いながら、「死」を見つめる機会を得ていました。
夏から秋まで不調が続いていたのですが、それが何と”コロナ〝感染の症状だったとは夢に思いませんでした。
そうなんです。体のだるさと軽い咳だけのコロナ感染者になっていました。
病院へは何度も行ったけど、コロナとは言われなくて気管支炎のお薬の処方だけ。
さすが3ケ月も咳が続くのを見て、コロナ後遺症外来をすすめられて、初めてコロナ感染していたことが判明。
「コロナ後遺症の方が、大変よ。」と、聞いたこと有ったけど、ホントそうだと判るまでがしんどかった。
薬の処方であっけなく咳も止まり、ビックリするほど体が楽に動けます。
病魔の不安も消えて、まだ私働ける!と思える健康を手に入れました。
70歳の峠に昇りつめると体の不調も共に歩む人生で間違いないと思います。
今、調子が良くてもケガすることも、そして、どんな病気になるかも先が見えないまま生きています。
何が、待ち受けているか判らないけど、「私はこの体で生きていくんだ。」と、今まで思った事もない事を思う様になりました。
多くの友人、知人が病魔で苦しんでいます。心が痛いです。
かける言葉は、見つかりません。
それを我が体に受け止めて、この体と共に生きていきます。
*元気だからこそ、今年もお会いできましたね。