なごり雪
掲載日:2019.03.29
この数日は目覚めると雪国に戻っていた。
日中も時折雪が舞い、なごり雪にしては大げさすぎると思いながらも、春への一歩の証と思う。
本州では、桜に酔いしれる季節らしく、その便りも苛立つ感じ。(笑)
朝の積雪にガッカリしながらも日中に成ると雪も消えて、黒い土の中から黄色の福寿草が鮮やかに咲き始めた。
水仙の芽も可愛いと思う。
雑草に至っては、その逞しさに感動をするけど、あとひと月もたてばこの雑草を仇のように思う季節が来るのだ。
北紀行を始めた鳥たちの鳴き声に空を見上げ、黄色い福寿草にも目を移す。
確かな春への一歩を感じながら、今年も春への想いを掻き立てる花茶おばさんです。