中央農業試験場の一般公開デー

掲載日:2015.07.31

ケータリング美利香のお仕事で農業試験場の公開デーの試食料理の担当を頂きました。 
試験場で開発した作物、主に米、小麦、豆、小果樹について来客者600人を見込んでの調理担当です。 
米は「きたくりん」。 
事前に渡された「きたくりん」を食べてみると現在出回っている「ななつぼし」や「きらら」に代わるものとして期待度が大きい品種だけあって文句なく美味しいと思った。 
白米で食べてもらうのと美利香の定番であるハスカップ寿司にして提供しました。 

豆は、まだ世に出てない新品種で赤くて細長い金時豆です。 
中々、豆を食べてもらえないのでサラダにして提供する事を提案、大豆を使ったおからに和えてサラダにしました。 

小麦は「ゆめちから」。名古屋で大ブレイクしている餡トーストで出すことになり、私は10斤の食パンを焼く羽目に。(笑) 

その他、ハスカップやブルーベリー、ブロッコリーなど農場で生産された果樹他を試食できるようになっていました。 

冷暖房の設備が無いという試験場の一室で大量のご飯を炊いて寿司をつくるまで汗だく。 

長い列になって試供のお料理を食べる人たちを横目に見て、その後公開されている会場内を案内して頂いた。 
形も色もとりどりの豆を使ってストラップを作っている親子など体験コーナーも充実していました。 
ドン菓子もやっていて、私は釘づけに。 
子供の頃から大好きなドン菓子。実演まで見ることが出来て、少しだけ子供時代にタイムスリップしてました。 
夏休み期間中だけあって沢山の来場者で熱気ムンムン。 
農業試験場らしい志向は親も子も楽しめるイベント会場になっていました。 

試食料理は、何れも大好評だったらしく作り方を教えて欲しいとの声が沢山あったと聞いています。 
気になっていた行事や仕事が、ひとつひとつクリアされていき、もう既に7月も終わりですね。 
短い夏の北の島は、お盆を過ぎると秋を感じます。 
手帳をめくるとずっと先と思っていた秋の行事が、「ほら、もうすぐよ。」と、言う感じに見えてきました。