ミッキー
掲載日:2019.05.25
花茶のアイドル猫、いちご畑の招き猫だったミッキー君。
元気を取り戻していちご狩りの季節には、畑へ連れて来てやりたいと希望を持って看病をしてきました。
昨年7月の事故以来、やっと、回復したと喜んだのも束の間、体調不良になり甲状腺機能低下症という猫には珍しいと言われる病気だった事がわかり、治療に入ったところでした。
一進一退の日々でしたが、食欲旺盛なことに希望を持ち、きっと治る!治して見せるという気持ちでした。
が、とっても残念です。23日天国へ旅立ちました。
ミッキーが我が家へ拾われてくる前には、チャトラという茶色の猫が24歳まで一緒に暮らしていました。
チャトラが天国へ旅立った時、悲しくてもう2度と猫は飼わないと思ったのに、愛くるしいミッキーを目が合ってしまった。
とにかく可愛かった。そしてハンサムな子でした。
どんなワガママも許されて、家族に特に次男には可愛がられて育ちました。
精悍な顔立ち、野生的な性格を持ち合わせていながらも甘え上手は猫の特権ですね。
花茶が好きになり、お客さまが見える時刻になると玄関前でお出迎え。
いちご狩りが始まるとお客さまを受付まで誘導することも。(飼い主にはそのように見えたのでした。)
毎日、畑のパトロールもしたり。
いつの間にかお客さまにも愛されるミッキー君になっていました。
今年のオープン以来、ミッキー猫は?と、お客さまに問われていました。
きっと、元気にさせて元のポジションに戻すが私の信念でミッキーの病気と向かい合って日々過ごしてきました。
安らかに息を引き取りました。
こんなにあっけなく天国へ旅立つなんて、悲しくて残念で仕方ないです。
23日午後、大好きな息子と学校を休んでまでミッキーを見送りに来た孫娘、そしてスタッフに見守られて埋葬しました。
生き物、弱いものを可愛がる心、動物の持つ野生本能を体感したこと、命について孫娘はミッキーを通じて学びました。
私は、愛おしむ気持ちや癒しを沢山、ミッキーからもらいました。
ありがとうね、ミッキー。