ほっとけない病
掲載日:2014.11.18
この子達は、さび猫と言うらしい。
どうみても可愛いとかキレイとかいう種類の猫ではなく、個性的?飽きない顔とも思える子猫で、まぎれもなく我が家の周辺に居る野良猫です。
猫風邪にかかり、鼻はグシュグシュ、目は目ヤニでつぶれていました。
私は”ほっとけない病”に掛かっているらしくこの子達を捕獲して獣医さんへ連れて行く。
「あらっ、小栗さん….」その後の言葉を飲み込んで獣医さんが笑う。
2匹だけど1匹分の治療費で良いからといつもの獣医さんは私のサイフを思いやって便宜を図らってくれた。
一晩だけと我が家に入れて介護したら驚くほど元気になって、元の野良猫へ戻す。
こうやって何匹面倒を見てきた事か…。
中には、野良猫でも人懐こく甘えてきたり、可愛いからともらわれていった子猫も沢山いる。
写真の黒猫も夢丸君と名前が付けられて、将来スターになるという青年の元へもらわれていった。
媚びる事を知っている猫は上手に飼い主に懐いているようだ。
もらわれていった猫たちが幸せに暮らしている事を知ると本当に有難く思う。