蕎麦物語り

掲載日:2014.05.02

蕎麦物語り

アイスクリーム店で、出発した花茶。 
軽食有りは、元々の企画ではあったが、手打ち蕎麦に手を出すのは想定外でした。 
でも、もうかれこれ20年近く、手打ち蕎麦の歴史を刻みました。 
元々、地元産の蕎麦粉があって使いきれないという話を受けたことから、じゃあ、蕎麦のメニューを入れてみようと簡単に考えていました。 
が、思いがけないヒット商品になった。 
週末限定の手打ち蕎麦は、ザル蕎麦しか提供出来なかったのに、いつも行列でした。 
「えっ、ここはアイスクリーム屋さん?」と、言われた位。(笑) 
今は、ピッツァを始めとして、ファームレストランの肩書が持てるようになったので、色んなメニューが揃い、蕎麦だけに行列が出来ることはありませんが、そんな時代が有ったことは、今のシェフの知らぬところです。 

もう、久しくお会いしてない花茶の蕎麦ファンのお客さまがいました。 
蕎麦の日には、必ずと言っていいほど恵庭にある職場から駆けつけて蕎麦ランチをして下さりました。 
札幌へ転職されてから1.2度お会いしたかなぁ。自転車を漕いで来てくださったお顔が懐かしいです。 
お元気ですか? 
札幌で、大好物の蕎麦を頂きながら、時には花茶を思い出して下さっているかなぁ…。 

蕎麦を食べながら蕎麦談義が、始まったり、数々のお客さまをご紹介くださったり、蕎麦がご縁の繋がりもいっぱい出来ました。 

今は、ニラ蕎麦が旬です。 
春先の柔らかく甘いニラと蕎麦の相性が、とっても良い。 
但し、新鮮な採りたてのニラに限ります。