NORA 21のツアー(その2)
掲載日:2014.01.29
NORA21の3日目。
鬼怒川を下り、一路日光へ。
日光東照宮を観光する。
ここだけにしか販売してないですという”お守り”に弱い。
おみくじは「小吉」と出た。んっ!!いい感じ。
残念ながら写真は、一枚しか撮ってなかった。
眠り猫。いつでも、獲物を捕獲できるように前足が動きの体制に入っている。
家康さまも安堵で眠られている事だろう。
スパリゾートハワイアンズ。
支配人の下山田さまに震災の時やその後のホテルの様子をお話しいただいた。
お客さまの安全を第一に色んな配慮をしたことや従業員のこと、震災被害者の受け入れ、さらに「フラガール」の様子、等々、淡々と語って下さったけど壮絶な日々だったようです。
ホテルの再建を信じながら、ホテル関係者だけでなく震災に遭われた人たち皆が自分自身を取り戻すまでにどれ程のご苦労と神経を使ってこられたか、現場の人たちのお話を伺うと涙腺が緩む。
フラダンスのショーを見ても、支配人のお話を聞いた後なので、胸がいっぱいになった。
ダンスを踊る彼女たちの笑顔が、単なるサービス笑顔でなく健気さや可愛いさ、元の舞台に立って踊る喜びの表現だと思えた。
映画でフラガールも見たし、震災後の地方公演の様子も見ていたので、「私たちは、元気よ。」と日本中に笑顔、元気、希望を見せているのが判る。
4日目の朝
ホテル再建後、震災被害客から3本の桜の木が贈られたという。その木の傍で、下山田支配人と記念写真。
「出会いのさくら」・・・震災でこのホテルにお世話になった、出会いの桜。
「見返りのさくら」・・・お世話になったホテルを何度も見返りながら後にしたという桜。
「希望のさくら」・・・フラガールの明日への希望の桜。
いわき市内を復興支援事業をされている「スタディーツアー ふよう土2100」の里見氏の案内で視察する。
久之浜の津波当時の写真が、プレハブ商店の事務所にいっぱい貼られていた。
何度もTVで見たあの映像が蘇ってきたが、実際にその現場に来て生身の人に逢い、状況を見聞きすることは、訴えるものが違ってくる。
住宅を、家族を、仕事を、故郷の景色を失った人たちが、こうやって立ち上がっている姿に凄いなぁ!と感動した。
プレハブ商店街の傍の小学校では、放射能汚染の土を取り除いた校庭で、子供たちが体育の授業をしていた。
放射能汚染で、未だに魚貝委は他県から取り寄せて加工販売をしている。
いち早く、借金を背負いながらも営業をスタートさせた「ニイダ水産」の親方さんからお話を伺った。
私たちに出来ることは、いわき市近郊の被災地にお金を落とす事。
皆で、そういう合言葉を掛け合いながらお土産を購入した。
写真は、案内をして下さった里見氏。 本業は、旅館の若旦那さま。本業の合間に、復興支援事業をされているという。 ”知って、感じて、考える”この思い 未来へ。 震災と放射能汚染と壮絶な経験が、多くの人たちの教材に成ればよいと思っていると言う。 |