魅力ある田園へ

掲載日:2002.12.24

農村生活に憧れて、都会から農村へ移動してくる人たちが、徐々に増えてきていますね。 今年、少しですが田園住宅に関する仕事をさせていただきました。
後継者が居なくて離農していく人、経済的諸事情で離れていく人、農業をとりまく要素の厳しい変化の中で、農村の抱える事情も役割も随分変化してきたと思います。
農家の空き家に都会から移り住む人も増えてきましたが、私は出来るならその移り住んだ人たちは、その地域の人たちと交流を持ち、地域を活かすひとつ種になって欲しいと思います。農村には都会に無い素顔の風景や、人々の暮らしがあります。憧れて田園に居を構えたのでしたら、積極的に発信して地域を刺激して欲しいと思うのです。
異業種との交流の中で、農村の田園風景が活かされ、農村の人達にも都市の人達にも活力になる暮らしが出来たら、魅力的な村でないでしょうか。