異常ですが…

掲載日:2002.04.11

何もかもが異常というのか混乱しているというのか、すべてが「何でも有り」の時代になっているように思います。21世紀というのに戦火の国もあれば平和な暮らしであっても政界は泥沼。我が子を虐待したり、自分本意な思惑で人の命を抹殺したり、悲しい事にそんな世界、世の中になっても、それ程驚く事もなくなり、あぁまたか…で人の心も無感動になっていること。私自身もそう言うニュースを聞いても右から左へと流れていく日々の出来事のひと駒でしか無くなっていることを最近悲しく思います。
気象もまた、異常。黄砂は異常に吹いてくるし、今年の暖冬も異常。こんな年は、春は暖かくても夏は寒いらしい。涼しいだけの夏ならちょっと許せるがこれに雨でも降りつづける夏だったら最悪。農家の人達の口々から今年の夏への期待の声が全く聞けない。スタートしたばかりの農作業だけど、みんなやる気を起こして大地に足を踏ん張っているのに。異常気象をくつがえして「暖冬だったのに こんなに暑い夏は初めてね」という異常気象になって欲しいと祈りにも似た気持ちで春耕の始まった畑を眺めています。