ふきのとう
掲載日:2002.03.15
確かに早い春を感じながら”ふきのとう”を探して山へ侵入してみた。いつも走る国道沿いにやわらかい若草色のふきのとうを見つけていたので、家の山にもきっと出ていると気になってしょうがなかった。雪解けの小川の流れの音が何とも気持ちよい。南国から嫁いできたばかりの頃、春が待ちどうししくて、緑の野菜が食べたくて雪解けをどんなに待った事か。ふきのとうは勿論のこと”よめな”とか言う雑草をも摘みとってきて食卓にのせた事など今となれば懐かしく思い出されます。そんなことを思い出しながら雪解けの山を歩く。まだ、しっかりと雪が残っている山なので”ふきのとう”はわずか5この収穫。でも我が家では充分。ほろにがくてでも、しっかりと春を感じる”ふきのとう”がちょっと愛しく感じられる今夜の食卓です。