敬老会
掲載日:2002.03.10
今日は 地元の敬老会でした。9月の敬老の日を外していますが農閑期のこの時期は色んな意味で都合がいいので毎年この3月に開催されます。昨年は随分多くの年配者が亡くなりました。病気や老衰が殆どでしたが、あんなに元気だったのにと瞼によみがえってくるのです。
それにしても、我が村も寂しくなりました。若い人達の姿が 本当に少ないのです。なにかの行事でお手伝いに参加する人達の人数が めちゃくちゃに減っています。私達婦人の組織も加入している数は、わずか9人。村全体で高齢化していることは事実ですが組織の中で活動するのが面倒とか圧迫感があるとか、個人主義(個性で生きているのかも)になってきたのも事実です。この調子でいくと私が敬老者(はたして「敬老」者になれるか問題ですが)になった時は、自分で自分の祝いの準備をして乾杯などと祝杯をあげるようになるのでないかと一抹の不安を覚えました。
それにしても、90歳の高齢者をみると ほぼ一世紀を生きられた歴史の重みを感じますが、笑顔からは開拓の日々や戦争を乗り越えてきた暗い時代が想像できません。まさに「敬老者」なのです。