席を譲られて…
掲載日:2003.12.05
「座りますか?」私の顔を見るなり声をかけてくださった青年あり。
これは、今日の出来事(って、ほどの事件ではありません)
多分、ふた月くらい前の事、札幌駅からJRに乗ったその日は、私はかなり疲れていました。
電車の中で物欲しげな顔をして席を探していた私に、携帯電話で遊んでいた女学生が「どうぞ」と席を譲って下さった事が、 ありました。その時は、本当に嬉しくて「いいのですか?ありがとうございます」と座らせて頂いたのです。 電車の中でマナーが悪いと、ひと頃、話題にのぼった学生さん、外見的な判断をしてはいけないのですが、女学生の優しい気持ちに 心を打たれた私。
この話を友人にすると「あんた、まさか座ったの?」って、言われたけど、私は、感謝して座ったのでした。
でも、今日は、ちょっと…って、素直でないなぁ、私!
本心は、JRに乗ったら絶対座りたいと思いながら席を探しているのに、席を譲られたら一瞬戸惑ってしまった(笑)
こうやって、現実は始まるのね。
少しずつ認めざるを得ない年齢を、素直に受け止める心の準備を始めなきゃ。ううっ….
追伸
席を譲って下さって、ありがとう>お兄さん