明治時代から受け継いで~泉郷獅子舞

掲載日:2018.09.17

昨日、今日とは泉郷の秋祭り♪ 
素晴らしいお天気に恵まれてお祭り日和した。 

千歳市の民族芸能無形文化財の第一号に指定されている泉郷獅子舞は、110年以上続く伝統芸能です。 

明治30年代に富山県から開拓に入った人たちが、五穀豊穣、無事息災、家内安全を祈願して舞を始めたと聞いています。 

神社で獅子舞を奉納することで、きっと村づくりの役割を背負ってきたと思うし、その舞が延々と110年以上の歳月を経て今も受け継がれていることを地元の者として誇りに思っています。 

今年は、孫のゆりも太鼓(剣淵太鼓)と獅子舞の踊りに参加しました。 
練習は、村の大人が子供たちに指導します。 
こうやって村の子供たちを見守り育てる姿勢が、泉郷には有ります。 

家の子供たちも物心が付き始めたころから、ぴ~ひょろろ、ぴ~ひょろろと祭りが近づいてくると良く踊っていた。 
門前の小僧よろしく自然と踊りが身に付き、そしてそれを守って次世代へ繋いでいこうという姿勢も無理なく受け継がれている。 

昨日(16日)、神社で奉納の舞をした後、泉郷全戸を回り獅子舞を踊ることから始まります。 

花茶へ来たときは既に4時をはるかに過ぎていたけど、疲れた様子も見せずゆりが見事に踊って見せてくれた。 
いつもの天狗の舞も披露して下さり、花茶に集まったギャラリーたちは大喜びでした。 

今日は、泉郷神社で本祭りでしたが、余震の不安や災害の後なので自粛になりお客さまをお迎えすることは中止でした。 
秋空の下での舞は素晴らしかったようです。 
初参加だったゆりもかなり得意げで泉郷の子供に成りきっています。 

花茶は昨日は制限のあるメニューで、今日は、お食事の提供無し、お客さまに申し訳なかったのですが、祭りが優先になりました。 
それでも、沢山のお客さまが来て下さり庭でピクニックされているご家族等、何時もと変わらぬ風景が広がっていました。
秋の爽やかなお天気が、花茶に微笑んでくれた気がしました。