初夏を満喫して、帰ってきました
掲載日:2014.04.24
この季節に、実家(高知)へ帰ったのは初めてのような気がする。いや、初めてだ。
40数年ぶりの初鰹の美味しい高知。
爽やかな新緑が、とっても気持ちが良い。
行く先々で、つつじ等の花が咲き、山には藤の花が新緑と競争するかのように咲いていた。
1月に2度目の脳梗塞の発作を起こした父は、意外と思うほど元気を取り戻していた。
「お父さんの夢は、少しでえい、田んぼでお米を作って”おじいちゃんが、作ったお米よ。”と、孫たちに食べさせたいがよ。それが、夢よ。」
と、ポツリ、ポツリ、と自分の手を見ながら言う。
「北海道のお米も、美味しゅうなったがやき、作りたいがよ。」と。
まさか、そんな夢を、父が、持っているとは思わなかった。
まだ、夢を持っている事を嬉しく思う。
叶うとは思わないが、夢は生きる力になる。
桂浜で竜馬さんに会ってきた。
いつもは、太平洋を見つめる竜馬を見上げて見るのだが、丁度イベント最中で竜馬さんと同じ高さの位置まで登ることが出来て、同じ目線で太平洋を眺めることが出来た。
そう、私の隣に竜馬さんが居るのだ。
いいお顔をしているなぁ~。惚れ惚れ。
それにしても、どこへ行っても坂あり階段あり。
同行の友人は、悲鳴を上げていた。
車椅子の母を押す私も、悲鳴を。お蔭で、腰が痛い。
行く先々で見かけるお遍路さん。
この季節一番多いかもしれない。
殆どがおひとり様で黙々と歩いている。
いや独りでは無いらしい。弘法大師さまもご一緒に歩かれているのだから強い。
子供のころから普通に見慣れてきたお遍路さん、でも、大分様子が違って見えた。
その姿がファッションのようにも見えたし、外国人のお遍路さんも目にした。
でも、88ケ所を歩くと言う行動力は、尊敬以外に無いと思う私。
いつか、私も歩く日が来るだろうか?