野あざみの花
掲載日:2013.05.02
実家の兄夫婦から、今回は野あざみの花が届いた。
久しくというのか高知を離れて以来の花。相変わらず、葉っぱの棘は痛い。
子供の頃は、学校から帰ると友達と一目散に近所の田んぼをまわり、石垣に成っている赤い野イチゴを摘まんだ。
そんな田んぼの畔に咲いていた。足にチクチクを刺さった思い出も懐かしい。
北海道にもあざみはあるけど、茎は大きくて小さな花が申し訳なさそうに咲いている。あまり目を和ませてくれない。
店内に飾ざる。目にするたびに故郷の野山と幼い頃の自分が重なる。
朝は、お天気が良くて、さぁやるぞ!という気分に成ったのだが、風は真冬のように冷たくて、道東では今日も雪が降っているんだろうと思われた。
でも、凛とした冷気のお蔭で、樽前山に続く山並みは目を奪う美しさ。
日本アルプスのよう。寒さへのご褒美かな。