懲りない女

掲載日:2012.02.03

懲りない女

今日は、節分なり。 
私の実家の高知では、節分の豆は、大豆でした。 
北海道に来てからも、姑の親が淡路からの入植者であったので節分は、大豆で豆まき。だから、それが当然と思っていたけど、子供たちが小学校に入って、初めて北海道では、ピーナツで豆まきをすると知った。 
大豆より上品な感じがして、そうのち、我が家もピーナツと化した。 
夕方、買い物に出ると恵方巻き売り場が、ごった返しになっている。 
逞しい商魂に感心しながらも、あっ、出来た物を買うんだ。という目線を投げかけて、私は、我が家に帰り着くや否や寿司ご飯の用意をして作った。 
ちょっと、早業すぎた気もする。(笑) 
今日は、大豆を炒って豆まきをする。 
子供のころ、祖父が豆まきをするのを楽しみに騒いで、夢中になって豆をひらって食べた。 
大豆の産地でないから、こういう時でないと食べられないから、すごく楽しみだったことが思い出されてきた。 
昔は、節分も節句も、お月見も、いろんな行事を家族中で楽しんだものだ。 
そういう思い出がある育ち方をして、この歳になると幸せだったとおもう。 
思い出の向こう側に、亡き祖父母の様子が浮かんできて懐かしい。 

笑われそうですが、昨年暮れに死んでしまった子猫のくーちゃんによく似たノラの子猫を、又、捕まえました。 
懲りない女です。 
時々、くーちゃんと呼んでしまいます。 
中々、人馴れしなくて…。節分の豆まきをしたら、一番喜んでくれたのが、この子でした。 
(名前は、大ちゃんです。又、雄でした。私は、女の子の子猫が、ほしかったのだ。)