アスパラ初収穫
掲載日:2012.05.04
あきっちが、昨年、種から育てたアスパラ君は、今年は見事に成長している。
雪融けを待って、いち早く気にしながら手入れをしていた。
昨日の朝、大きめのアスパラ君は採っても良いと教えられたあきっちは、さっそく数本を収穫して見せてくれた。
心なしかあきっちの顔が、満足げに笑っているように見えた。
23年の歳月が過ぎたが、私が自分の意志でイチゴ栽培を始めたとき、大変な管理作業をやりこなしながらも、イチゴに対して愛しいと思った。
親が子の成長を見守るように、早く花が咲け、実になれ、赤くなれと見守ってきたあの頃が、ふと脳裏に浮かんできた。
きっと、あきっちの思いも同じだろうなぁとアスパラを眺めて思う。
でも、あきっち、大変なのはこれからよ。
本格的に収穫が始まると成長の速いアスパラ君と向き合うのはちょっと大変。加えて除草作業も。
その大変があるから、喜びや遣り甲斐が、有る。
お客様が、美味しいと言ってくださったその一言で、全てが報われるその喜び。
それは、それと関わってきた者だけが得る、得難い喜び。
ハウスの中でも、イチゴが赤くなってきた。レタスなどの野菜も早くから花茶の食材として活躍中。
あきっちのお蔭で、殆どの野菜をレストランで使っている。
※そうそう、ニラも食べられるようになり好評の”ニラ蕎麦”が、デビューしています。
昨夜から雨音が、止まない。
本州で暴れてきたらしい春の雨は、GWを狙って北の島へ来た。
(テラス席のお気に入りの様子も、今日は見られない雨降り。)