掲載日:2012.06.26
今年も柏餅を作る季節になってきた。一年の半分が来た事を感じる行事のひとつ。
20数年前まで、泉郷の全戸の家庭で7月1日の村のレクレーション行事に併せて作っていた伝統料理が、この柏餅です。
昨年の復活で反響が大きかった事から止めるなんて考えは起きる訳でなく、近所の先輩にご教授してもらって、お隣さんと練習をした。
絹の目のように、餅の皮が軟らかくなるまで、熱さを我慢してこねる。
作業をしながら昔話にも花が咲く。
この柏餅を復活させたことで、村の人たちから「よくぞ、作ってくれた。ありがとう。」と、何度も言われた。
ひとりひとりの胸の内に、柏餅にまつわる思い出が込められているようだ。
私にも。
亡き姑との日々の暮らしや会話、柏餅を作る時のいつもに増して張り切っている姿など浮かんでくる。
柏餅は、夫の姉妹にも食べさせてやりたいと思う。
昨日は、いちご大福もちを作った。
忙しくて写真を撮ることを忘れてしまったけど、今日は、いちごを使ったケーキをスタッフが作って来てくれた。
いちごの季節は、色々と美味しいスィーツ菓子が作れて楽しみな時期。
いちごタルトも、食べたいなぁ~って、誰にリクエストしようかな。