花茶の一日の中で
掲載日:2012.06.29
エッ!もう6月も終わるの?
イチゴ狩りで忙しくしている日々で、今日が何日なのかも判らない。一日のスケジュールを見直して、今年も半分が終わると気が付き、思わず叫んでしまいそうになった。
今日は、佐々木副農林水産大臣が、花茶を視察訪問された。
イチゴ狩りの真っ最中の様子をご覧になり、お客様の摘んできたイチゴを見て「これが、本物のイチゴだよ!」と、えらく感動された。
都会で売っているイチゴの色と自然栽培で赤くなってから摘み取ったイチゴの色の違い。少し黄色みがかった色の赤いイチゴを見て、何度も言われていた。
花茶でお食事を挟みながら、しばし会談をする。女性の起業化や6次産業化についての話題が中心になった。
副農林水産大臣のご訪問という事で、少し緊張をしてお迎えした私だけど、お会いすると普通の小父様のよう。物腰が柔らかく、私の話も受け止めて聞いてくださった。
国のトップクラスの方と、膝を交えるように6次産業化の女性の取り組みについての些細な点まで話が出来たことは、庶民の気持が伝わった気がして嬉しく思った。
賑やかな花茶の芝生に今日もデイサービスの車が、数台来ていた。
動物に触ったり、おひさまの下でアイスクリームを食べながら、花茶の一日。
グループの中に、地元のおばあちゃんもご一緒だった。
今年百一歳を迎えるという。
私を憶えてはいなかったけど「あんたが、小栗さんのお嫁さんかい?」と、何度もうなずいていた。
にこやかな笑顔で、まだまだ長生きされそう。
人生50年と言っていた頃もあったのに、平成の時代は、百歳ときいても驚かなくなった。
昔お世話になった方々とこうやってお会いできるのも、花茶あってのこと。良かったと思う。