全力の向こう側
掲載日:2012.09.20
9月も後半に入ったけど、珍しく北海道も残暑が続いている。
先日、札幌にてオータムフェアを覗いてみようと出かけたものの、猛暑に負けてしまってスゴスゴと撤退してしまった。
今日も、お日様は朝から元気が良い。
友人から「東京コートドール」の斉須正雄氏の話を伺った。
料理の中に人生観や世界観が有ることを今更ながら感じ取る。
料理に限らず、どんな職業であれ、その人なりが表れると思う。
歳を重ねるにつれ、顔にもその人の生き方が表れて判るとよく言われているけど、ちょっと怖かったりします。
「夢は、全力の向こう側にしかない」
苦難や苦業を乗り越えてきた斉須さんの言葉。
その言葉の中に
”全力を尽くさない人は、夢に至らない。ここからずり落ちたらもう、後は無いと思う危機感の中で、走り続けるから夢をつかめる。
・・・・
安全圏の中にいて、人並み以上のものをやろうとしても無理な相談だ。
・・・・
強靭な体力と素直な心で全力の向こう側の夢を追い続けて欲しい。”
と言うような(正確ではないです)内容があった。
友人は、涙が出そうっと言っていたが、私も、その生き様の強さに感動した。
私の師匠も、彼のように強い精神の持ち主で、ダンスは生き様だ!とよく言う。
この歳になるとこの先に待っているのは、老いだけ。
そうじゃなくて、今を生きろ!とキビシイ。
ひと山いくらの大安売りしている野菜にならないで、一本いくらの野菜になれ!って、感じです。
全力の向こう側の夢を、幾つになっても追いかけていける気力を、持ち続けたいと思いました。
(昨日、山羊の赤ちゃんが産まれました。双子ちゃんです。)