オータムバカンス

掲載日:2012.10.05

一気に秋模様に成ってきた。 
朝晩の冷え込みに、身が縮みそうになり来るべき季節への身構えをしてしまう。 
先日、大阪から友人が見えて一緒に秋の旅行を楽しんだ。 
いつも、忙しく世界を股にかけてお仕事をされている方なので、人がいっぱいという観光地でない処と言う事で、帯広方面へと走る。 
私も久しぶりに花茶を離れるので、ゆっくりとしたかった。 
今から30年以上も前の事だが、亡き舅が、ここは行ったらいいよと言っていた真鍋庭園へ初めて入った。 
日本庭園のようで園内の樹木やレイアウトは、西洋風の庭。 
四季折々の庭園を想像するだけでも心が満たされる。 
夕方の人気の少ない時間に歩くと身体の疲れを吸い込んでくれるかのような樹木に気持ちも癒された。 
お泊りは、十勝オーベルジュ。 
私には贅沢すぎると思ったけど、「旅とは贅沢をするものです。」と、言った知人の言葉を思い出した。 
結果的に友人がスポンサーになってくれたけど、”スローな時間”を、感じる贅沢さは、働くご褒美としてあってもいいと思う。 

2日目 
芽室の友人由加ちゃんにドライバーをお願いして十勝魅力旅を続ける。 
60歳過ぎた私の運転を危ぶむ友人の気遣いを有難く思うし、いつも助っ人になってくれる彼女の優しさに甘え過ぎているね。 
共働学舎を見学したりナイタイ高原を走ったり、あちこちと。 
通過中らしい台風の様子も判らずにいたが、旅先で雨に会う事も無いラッキーガール(笑)の私たち。 
朝の散歩中にお食事中のリスさんに出会った。 
誰ですか、木ネズミと呼ぶのは。 

3日目 
ガーデンショーを開催中の”千年の森”へ。 
真鍋庭園とは、全く趣が違っているけど、ここも中々いい。 
小川の流れの音を聴きながら、散策するように園内を歩いた。 
野生の草花もガーデンに色を添えているし、華やかさは無いけど秋のトーンが、落ち着かせてくれる。 

小高い丘でセグウェイを試乗できたので、怖さ知らずの好奇心が働いて乗ってみた。 
一番目を輝かせていたのは、友人のお母様。 
とても70歳とは感じられない好奇心や行動力に可愛さがあって、魅力的な方でした。 
お母様と3日間ご一緒して、教えられることや色々と考えることが多かった。