22歳の夏の陣
掲載日:2018.06.27
数日前、友人のコテージガーデンさんが23歳のお誕生日という事を知った時に、あれっ、花茶も24日が誕生日だ!と思い出した。
それくらい、この時期は多忙で私たちにとっては”夏の陣”ゆっくり誕生日の感慨に深ることも出来ず、今年も気が付いたらその日は過ぎていった。
それでも、前日にはコテージガーデンのあゆみさんからブーケの花束やお花の苗を沢山頂いたり、お客さまから花籠や花束を頂いた。
それに併せたように苺のレアチーズケーキを次男が作り、スタッフたちと誕生日だから..とささやかな気持ちに浸る。
誕生日の24日は日曜日。
早朝から長蛇の列になっていちご狩りのお客様が見えていた。
花茶オープンのその日も、きっと、日曜日だったと思う。
とってもお天気が良かった。
小さな狭い工房で、慣れないアイスマシンと奮闘しながら、「失敗したからちょっと待ってください。」と、並んでいるお客さまに苦笑いして言った事も。
全てが懐かしく愛しく思い出される。
さて、いちご狩り。
土曜日、日曜日の光景を見て、こんな風に並んで下さるようになったのは何時の頃からだったのだろうと思った。
30年前のいちご狩りを始めたころ、こんな田舎でいちご狩りしても無理だ!と言われたのに、今は田舎だからこそ人が来るのだと思う時代。
花茶が建つのは想定外のこと、ましてこんなにお客さまをお招きできるなんて夢にさえ見てなかった。
想いをカタチにするって、ムツカシイかも知れないけど思うけど、想うだけで終わるのは悔いが残る。
あの時…やればよかったと思うより、失敗でも”やった、やってみた”と、自分を燃焼させて終えた方が満足。
一歩踏み込んだら、違う形が見えてくるよ。
今、若いインターンシップで見える人たちにこんな思いを伝えたりしている22歳の花茶おばさんです。
花茶と共に成長した花茶娘は、花茶の庭でよさこいソーランの踊りを披露してくれた。
この娘も、伸びやかに育ってくれたと嬉しく思うし、私の故郷の”よさこい”の鳴子を持ってよさこいソーランに参加した事が夢のように嬉しかった。