泉のさとの音あつめ
掲載日:2011.07.11
さすがに、雨あがりの後の日差しは、暑くて本州の人たちの気持ちが、よく判った。
高知生まれでも、40年近く北人で過ごしてくるとあの暑さも記憶から遠ざかり、身体も北仕様になっている。(笑)
昨日は、岩野君のギターライヴ。
暑さの中で演奏するのは、お気の毒に思えたけど、花茶の風を感じる緑の風景の中で、多くのお客様を前にして岩野君も嬉しかったと思う。
今回のライヴは一部、東北地方の災害の支援金に送られる。
24日は、キッコリーズのライブ。
この日も、晴れ!!と念力を飛ばしておこう。
ライヴをしている花茶の庭の向こうで、あきっちが農作業をしていた。
真っ黒に日焼けして、ホワイトカラーで勤めていた頃とは見違える逞しさ。
昨日の北海道新聞(7ページ「みらい君の広場」)に、彼が師匠とする三田村氏の息子さん(中学生)の投稿があった。
原発で農作物を破棄せねばならぬ人たちへの思いやりや農業の持つ役割を改めて認識して誇りを持つようになったというものだった。
胸が熱くなる。
体験農業で都会の子供たちを受け入れた時、父親の仕事の内容を知らない子供たちが、多かった。
しっかりと両親の仕事を見て、子供なりに関心を持ち育っている三田村家の様子が見えてくる。
私もあきっちも良い人たちと繋がりのご縁を持てて、幸せだ。