北の島へ帰り着く
掲載日:2011.11.30
「ご苦労様でしたね。」と、物産最後の日には、お客様から声を掛けられる。
「殆どのお客さまのお顔が、見覚えがあるねぇ。去年も来て下さったお客さんだ。」と、息子が言う。
嬉しい笑顔をいっぱいもらって、無事に山形屋での物産は終了した。又、来年もお会いしたいと思う。
私は、東京経由で帰路に着く。今日の東京は、20度くらいは有ったような暑い街でクリスマス飾りが不似合いな感じがする。
千歳空港に着くなり、同じ日本?と疑うひんやりとした冷気が出迎えてくれる。
そして、我が家に辿り着くまで2台の車が、路外へ滑り落ちていた。
油断の成らない北の島へ帰ってきた実感がわいてくる。
我が家では、待っているはずのくーちゃんの姿は無く、ミッキー君がしおらしくくっ付いて来た。
パソコンを開けると待ち受け画面に張り付いていた、ミッキー君とくーちゃんの可愛い画像が。
あぁ、こんなところでくーちゃんが、待っていたのかと悲しくなった。
心なしか、ミッキーも寂しそう。
(山形屋さんあっての鹿児島。)