春へと焦る気持ち
掲載日:2018.03.15
もやっとした大気は、春霞と表現して良いのでしょうか。
辺り一面が、霧雲の中にいるような薄暗い感じは、確かな春の舞台。
すっかり雪が無くなった道路は、あちこちが陥没していて危ないと思うけど、これも北国の風物詩のひとつのように思えて、許せる。
昨日は、ポカポカな感じで、お日様を浴びると春を探しに出たくなった。
私の春は、フキノトウを探すところからスタート。
まだ、絶対出てないと判っていても、雪が融けた路肩や田んぼの畦を見ると、若草色を探してしまうクセがある。
我が家の小川の淵でも、そろそろ福寿草やフキノトウが、顔を出しているかも知れない。
いやいや”未だ早い、待て!”という気持ちと戦う今日この頃です。(笑)
でも、見つけました。
直ぐ私の傍で。
なんだ、こんな近くに春さまは来ていたのか…庭の泥を被ったまま顔を出し始めた福寿草やクロッカス♪
泥を被っていても愛らしく思えた。
こんなに春を待ち望み、愛しい気持ちになれるのも北国で住むからこそかも知れない。
春へと焦る気持ちが沸き立つ私も可愛いと思う。(笑)