生きている野菜

掲載日:2010.05.03

今日も有り難い行楽日和。♪ 
ドライブ途中や花茶を目指して遠路お越しくださるお客さまも居たりして、嬉しいゴールデンウィークです。 
久しぶりにお会いするお客さまのお連れのお子様が、大きく成長されて、あらあら..と目がいっそうに細くなりました。 
スタッフが、「こどもの日には草もちを作ってくれます?」と、言うので、まだ出てないだろうと思いながら先日、ヨモギを探しに山へ行ってきました。 
意外にも、出ている。
嬉しくなって「ありがとう」とヨモギに向かって言ってしまった。早々にヨモギで大福もちをつくった。 
そのヨモギを摘みながら、思い出すのは、ずっと昔の事。 
いつでも野菜が食べれる二毛作の高知で育っていると北海道の雪中保存された野菜では、満足がいかなかった。 
今と違って流通も悪かったので、冬はもちろん春になってもフレッシュな野菜が食べられない。 
雪が融けるのを待ちかねて独りで山に登り、まだ土にくっ付いているようなヨメナやタンポポ等を摘んできてテンプラにしたり胡麻和えをして食べた。 
土に着いた山菜を食べる事で、私自身も陽の光を得て生き返ったような感覚を得た。 
山菜の季節になるとその頃のいじらしかった自分を思い出します。(笑) 
花茶のメニューに、数週間前からハウス栽培したミズナや小松菜、ルッコラなどの野菜でサラダのご用意しています。 
これから、少しずつ色んな生きているお野菜を準備できるようになりますよ。