口蹄疫
掲載日:2010.05.17
冬からいっきに夏になったようなお天気でしたね。
気温の差が、有りすぎて柔な私の身体には堪えます。
花茶の庭もドライブ途中の風景もやさしいピンクの桜が目にとまり、本当に嬉しい春日。これから新緑と色とりどりの花達に、心を奪われそうです。
数日前から、宮崎県で発生した口蹄疫の深刻なニュースを毎日耳にしています。
同じ、酪農家としてあの画面に映る異様な様子に、心が痛みます。
殺される家畜たちのむごさ、農家の人達の心情や経済。処分をする側の人達の心情も何とも言い尽くせない現実のむごさ。
以前、動物が大好きで、動物達の病を治す仕事をしたいと獣医さんになったのに、処分する仕事に回された方の痛む胸の内を聞いた事がありました。
毎日、世話をしていた家畜を見送る酪農者の気持ち、そして、地域の人達の精神も色んな事が重なって健康な状態でなくなっていると思う。
やりきれない気持ちが、一日も早く癒されるように祈っています。そして、処分された家畜たちも、天国へ。
(子供達と遊び疲れたさくら親子のお昼寝タイム。)