HAL農業賞

掲載日:2018.01.27

HAL農業賞

「聞き覚えのない電話が、掛かってきたけど、断りますか?」と、年の瀬も迫ってきたある日の事、訝しく思いながら電話を受けた。 
HAL財団の方からの思いがけないニュースを受け取ったその日の事が、まだ鮮明。 
大丈夫!知っている財団の方からよとスタッフ達を安堵させたけど、それは本当に思いがけないビッグニュースでした。 
HAL農業賞に私が、決まったと言うお知らせでした。 
これ、賞金付きのはず、やっぱりオレオレ詐欺?等と冗談を飛ばしながらも、やっぱり現実化しない思いがけない賞でした。 

昨日、晴れの日(^^♪ 
ずっと前に”ホクレン夢大賞”を頂いた時に、夫に作ってもらった和服を着て参列しました。 
あの日は、夫と共に参列して賞を頂いたけど、今回は息子が同伴です。 

これまでの色んなことが、走馬灯のように脳裏に浮かんできて、不覚にも感極まっていた私です。 

母が晩年になって、「美恵さんは北海道へ行って活かされたね。幸せになれて、良かった。」と言ってくれたことが有りました。 
この北海道という大地が無かったら、私はどんな人生を送っていただろう。 
「北海道へ嫁に来て、良かった。」と、スピーチしました。 
沢山の人と巡り合って、この地に根付く事が出来た私の人生。 
ここまでの道のりも周りの方々のお陰だから、この賞は花茶に関わる全ての人たちと共有できるものだと思う。 

この賞を励みに、もう少し老体を輝かせられる人生、お仕事を続けていきたいと思う。 
ありがとうございます。