今年も、よろしくお願いします。

掲載日:2018.01.05

おめでとうございます! 
お正月も5日になりました。新年早々のご無沙汰です。 

お正月早々に書き込むのには、ためらいも有りましたが、前へ進めないので書くことにします。 
暮れの27日、私の父が旅立ちました。 
昨年の1月、母を見送ったばかりで父までもと思うと無情さを思わされます。 
でも、両親とも天寿と思う90歳過ぎまで生きていてくれたことは、娘としても家族としても幸せな事。 
両親にとっても幸せな旅立ちだったと確信しています。 

晩年の両親は、若い頃の夫婦ケンカは何処へやら、お互いが求めあって夫婦ってこうやって本当の夫婦になるんだなぁと教えられました。 
私も、同じように仲の良い夫婦で最後を迎えたいと思っていたのに、夫はあっけなく旅立った。 

父の葬儀の後、私は叔父の家(父の元の家で有り、私の生家)で、過ごしました。 
築80年程になる生家は、叔父夫婦の手で綺麗に手入れされて、古いと言いながらも味わいのある住居になっています。 
子供の頃、広いと感じていた部屋の数々も大人になってみるとこの空間に大勢の家族が住んでいたのかと驚くばかり。 

29歳で家長になったという父は6人兄弟の長男で私たち3人の子供たちと両親とを家長として守り育ててきた人です。 
数々足跡やエピソードを叔父や叔母から聞いて、父の偉大さを改めて感じました。 

この親を越す事なんて出来きるものではありません。 

叔父の家で迎えた新年は、高知の郷土料理の”皿鉢”でした。 
そして、招かれた従兄弟のお家では、手料理のおせち料理。 
従兄弟夫婦の仲良さも刺激的でしたが、私への思いやりの優しい気持ちに甘えてきました。 

両親が居なくなっても、「美恵の故郷になるき。」と、言ってくれる親友。 
哀しい別れをしてきたけど、故郷は、温かい。