心痛む災害

掲載日:2004.12.30

毎日のニュース記事を目にするたび、目頭が熱くなり胸がキュンと痛くなります。
目の前に、新年を迎えている矢先の地震は本当に残酷で、どういう言葉で表せばいいのか見つかりません。今年の春だったかな、プーケット旅行してきた友人が、「本当に楽しい処だから行ったらいいよ」って、言っていた言葉を思い出しました。
世界中の人達の楽園が地獄絵巻に変わるなんて、誰が想像できたでしょう。肉親を探す人達の様子を見るのは、本当に辛いです。
日本列島を災害が横断していった年で締めくくると思っていた2004年。止めが、このスマトラ沖地震で締めくくるのかと思うと、胸の痛む年として記憶から抜け切る事は出来ないような気がします。
あの阪神大災害の記憶が微かに遠ざかりつつある時、「忘れた頃にやってくる」という災害が、次々と来た1年でしたね。
被害にあわれた世界中の人達が、小さなともし火のような明るさでもいい、新年を迎えて欲しいとお祈り申し上げます。
そして、 来年こそは、災害のない年であって欲しいと祈らずにはいられません。