バナナ
掲載日:2004.05.21
食べ物に季節感が無くなってきたという話から話が飛んで「バナナ」の話題にひと花さいた。
今の世代の人達は笑うかも知れないけど、私たち世代(?)の子供の頃は「バナナ」は高級品。めったに食べれなかった。食べたくて、食べたくてそんな思いでいると父が「父さんの子供の頃は台湾バナナをお腹いっぱ食べれたよ」と言った言葉が、今もなお忘れられないくらい羨ましく耳に届いた。しかも、台湾バナナです。
運動会とか特別な日にひと房食べれたらシアワセ。親戚のおじさんがお土産に持ってきてくれたバナナを家族中で分け合って食べる…今は、そういう家族の姿は見当たらないですね。
随分、豊かにそしてもったいないくらい食べ物を無駄にしています。
その作物や果物のひとつひとつの季節の本当の美味しい味も忘れかけてきました。 食べ物を生産する村の姿も変わってきました。農業が工業農業になる日も、遠からずって気もします。
せめて、心のふるさとが消えないように21世紀のふるさとも「美しい村」にあるを標榜して「わが村は美しく北海道運動」が展開しています。