食生活と健康
掲載日:2005.12.09
いつも農業者の立場で講習会や講演などを聞いてきたけど、今日は消費者協会の主催するセミナーに参加してきました。
安心で安全な食べ物については、今更定義するまでもなく、これは当然のこと。今日は、食品同士の相性などについて。
例えば、油使用の多い中華料理は、たまねぎ、にら等で血液サラサラ効果あり、にんにく、生姜、長ネギなどは、身体を温める、トマトのリコピンは美肌に、エビはお肌をプリプリに、酢は油の粒子を細かくして吸収を防ぎ体外へ出す。竹の子は塩分を除去、パインは..あれっ、何だったっけ。
最後のデザートの杏仁豆腐は、繊維を含むので余分な食べものを排出する。鉄分補給に鉄なべを使う…等など、常識的に知っていることもあるけど、改めて教えられると、いちいち頷きながら食べ合わせの大切さも学んだ気がします。
で、消費者達の知識というより学習意欲にも我々生産者顔負け発言。それは、単なる知識なのか、経験を踏まえた上での知識なのかしらと思いながらも、こういう人たちと対等にいる為にも、農業者として農産物の知識を深めていかねばと肝に銘じました。