石釜
掲載日:2005.09.17
そうだった、これだ!(この歳になって気がついたというのは、ちょっと恥ずかしいけど。)
今日、簡易石釜を取り付けました。
耐熱煉瓦を組み立てて、出来上がった釜を見て思い出したのです。懐かしい祖父母のいた実家の台所にこの煉瓦を組み立てたお釜があったのです。
「かまやきが焼けちゅうよ(焼けているよ)」と、現在とは違うパン(とっても素朴な味わい)が焼けると祖母が声をあげて私たちと呼んでいました。
”かまやき=パン”だった事、この石釜で焼いていたから”かまやき”と呼んでいた事にこの歳になって気がついたって事です。
かまやきが食べたいと祖父に言えば、生地を作りこの煉瓦の穴から鉄板を出して焼いてくれたものです。
無口でめったに笑わない祖父だったのに、こういう事をしていたんだと尊敬。
隔世遺伝かな?数年前から息子がやってみたいと口走りはじめました。本格的に出来るようになるといいね。