夏の帰省

掲載日:2019.07.25

夏の帰省

”できたら、無理にでも帰省の機会を作ってください。みんなでお墓参りをしませんか。”

”無理してでも”という言葉にノックアウトされた私。
一年先、いや明日の約束も確しかでないことを思い知らされることが多くなった。
そんな事を思うとこのお誘いには無理しても乗らねばと日程のやりくりをして先日高知へ飛んでいました。
モチロン、実家のお墓参りもしたいという思うも強かった。

20歳の頃「高知青年の船」に参加した時の友たちと未だに親友としてのお付き合いを大事に大切に続けて来ています。
その大切な友のお墓参りでした。
故人を忍びながら過ごした時間は、泣き笑い。
でも、気落ちされていた彼の奥様も私たちに打ち解けて下さり、いっぱい泣き笑いして少しはお元気に成られた気がしました。(良かった)

実家のお墓参り、幼馴染、親せきなどのお墓参りと達せなかったお盆のお参りを一足先に済ませた安ど感がわいてきた。
「よう来てくれた。」と、言ってくれているだろうか。
金柑の甘い香りが、していた。

2泊3日の帰省。千歳空港に戻りついた時、ふと襲って来た何とも言えない寂しさ。
今まで感じたことの無いこの想いは何だろうと考えていた。
一晩寝て思ったのは、きっと、私一人千歳に住んでいるという想いだったのかも知れない。

高知では、繁華街の帯屋町アーケードの中で8月のよさこい祭り向けての総練習に励む姿があちこちに。
モーニングを食べた親友との楽しい時間。
無理も必要と思えた今回の帰省、誘ってくれた友たちに感謝している。