物語り
掲載日:2009.07.19
「ほら、あそこがイチゴ畑。ここのいちごのアイスクリームは、あそこの畑のイチゴで作っているんだよ」
と、おじいちゃんがお孫さんに話して聞かせている姿が目に留まりました。
窓から見えるイチゴ畑は雨の中に煙っていました。
おじいちゃんの指差す先に、ひまわり畑やトウモロコシ畑があって、次々と物語のように話が弾んでいたのを嬉しい気持ちで聞いてしまいました。
先日、新聞の記事の中に、レストランの地下で野菜を作り直結で食べてもらうシステムが実現していると言うのを目にしました。
太陽の恵みも自然な気候や気温も無く、光も熱も人工的なもの、そこに白衣を着た人が作業している作物を頂く。
そういう物を食べて、私たちが命を繋ぐ時代がやってくるようになったんですね。
作物を育て食べる物語も、変わっていきます。
それをどう評価していいのか判らない花茶おばさんです。
(農作業、一年生のM君。日増しに逞しく健康色になってきたね。)