昆布の話

掲載日:2008.09.24

昆布の話

千歳とは全く違った風景、海岸に沿う道端に野菊が咲き誇っていた。 
私の好きな野の花なのに、名前が思い出せない、もどかしい気持で沿道に咲く紫やピンク色の野菊を眺めながらバスに揺られること3時間。 
今日は、「わが村は美しく-北海道運動」の現地聞き取り調査で三石にある”みついしこんぶ株式会社”を訪問してきました。 
代表者のお話を伺っていると、そっくり農業者と同じ考え、同じ思いで昆布加工に就いている事が判り、かなりの驚きでした。 
消費者と近いところで物つくり姿勢に励んでおられる会社の方針にも、いちいち納得。 
我が家の旦那様は、昆布茶が好きだけど、私は、あのしょっぱい味と喉に残る味が好きじゃなくて、いくら昆布が身体に良くても昆布茶の味は、身体に良いと思えないと言ってきた。 
今日は、本物の味の昆布茶を頂く。飲んだ後、喉に残る嫌な甘さや塩味が無くて、素直に感じられる昆布の味。 
私の作るアイスクリームも甘味料を使ってないので、喉に嫌な甘さが残らない。対象となる物は違うけど、同じ気持ちで昆布加工をされている事が嬉しかった。 
短い時間の聞き取り調査だったけど、爽やかな気持に満たされました。 
(秋の色が濃くなってきた花茶の庭。お日様が嬉しい。)