豊頃から浦河へ

掲載日:2006.08.25

わが村は、美しく北海道運動への応募団体の現地入り聞き込み調査が始まっています。
その任の重さを感じながら、昨日と今日の二日間「地域特産物」の聞き込み調査という大役を背負って(委員の人達にくっついてが正しい)行ってきました。
いずれも生産者が自分達の生産物にいかに付加価値をつけて売るか、又、こんな美味しい地場産物を多くの人達に知って欲しい気持ちで加工品に手がけていました。
浦河で、日高産の天然銀毛鮭「銀聖」を、たった6人のプロジェクト班であっという間にブランド化した座長さんのお話は、本当に面白くて、さすがこの人の語りの前では返す言葉が無かったです。
漁業も農業も作って市場に渡すだけの時代から自らが加工の手を出し販売まで関与するべき時代に成った事は、同感の思いです。でも、彼は、産直を肯定しませんでした。中間業者への仁義じゃないけどお互いが関与しながら生きている事を大事にされていて、私には衝撃的でした。そんなことや、販売業者に任すのでなく生産者自らが地域の特徴を活かしたピーアール活動をすることや、生産者の思いを販売業者に伝える事、生産者としての誇り等など留まる所の無いお話に感服です。
だけど、ここで上手く伝えられない事を歯がゆく思っている花茶おばさんです。